1.73 DB_BLOCK_BUFFERS

DB_BLOCK_BUFFERSには、バッファ・キャッシュ内のデータベース・バッファの数を指定します。

特性 説明

パラメータ・タイプ

整数

デフォルト値

0

変更可能

いいえ

PDBで変更可能

いいえ

値の範囲

50以上。上限は、オペレーティング・システム依存。

基本

いいえ

Oracle RAC

複数インスタンスは異なる値を指定でき、必要に応じて値を変更可能。

ノート:

DB_BLOCK_BUFFERSは、DB_CACHE_SIZE動的パラメータと組み合せることはできません。同じパラメータ・ファイルでこの2つのパラメータを組み合せた場合、エラーが発生します。

DB_BLOCK_BUFFERSは、インスタンスのSGAの必要メモリー総量の決定にかかわるパラメータの1つです。

このパラメータとDB_BLOCK_SIZEパラメータの値によって、バッファ・キャッシュの合計サイズが決まります。バッファ・キャッシュの効率的な使用により、データベースでのI/O負荷を大幅に減らすことができます。DB_BLOCK_SIZEを指定できるのは、データベースが最初に作成された場合のみなので、バッファ・キャッシュのサイズを制御するには、DB_BLOCK_BUFFERSを使用してください。

ノート:

DB_BLOCK_BUFFERS初期化パラメータは非推奨です。下位互換性の目的でのみ保持されています。

かわりに、DB_CACHE_SIZEを使用することをお薦めします。

関連項目:

DB_CACHE_SIZE