1.129 FAST_START_PARALLEL_ROLLBACK
FAST_START_PARALLEL_ROLLBACK
には、終了したトランザクションをリカバリするときに使用する並列度を指定します。
特性 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
文字列 |
構文 |
|
デフォルト値 |
|
変更可能 |
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PDBで変更可能 |
はい このパラメータは、バージョン19.17以降、Oracle Database 19cのPDBで変更できます。 |
基本 |
いいえ |
異常終了したトランザクションとは、システム障害の前にアクティブだったトランザクションです。コミットされていないDMLまたはDDLのパラレル・トランザクションが存在するときにシステムに障害が発生した場合、このパラメータを使用すると起動中にトランザクションのリカバリをスピードアップできます。
値:
-
FALSE
パラレル・ロールバックが使用できません。
-
LOW
最大並列度を2×
CPU_COUNT
に制限します。 -
HIGH
最大並列度を4×
CPU_COUNT
に制限します。
このパラメータの値を変更すると、トランザクションのリカバリが停止し、新しく指定された並列度で再開されます。
関連項目:
このパラメータの詳細は、『Oracle Database VLDBおよびパーティショニング・ガイド』を参照してください。