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1.170 LDAP_DIRECTORY_SYSAUTH

LDAP_DIRECTORY_SYSAUTHでは、SYSDBASYSOPER、SYSBACKUPSYSDGSYSKMなどの管理権限を付与されたユーザーに対してディレクトリベースの認可を使用可能または使用禁止にします。

特性 説明

パラメータ・タイプ

文字列

構文

LDAP_DIRECTORY_SYSAUTH = { yes | no }

デフォルト値

no

変更可能

いいえ

PDBで変更可能

はい

基本

はい

LDAP_DIRECTORY_SYSAUTHyesに設定した場合、ディレクトリ・ユーザーは、対応する管理権限(SYSDBASYSOPERSYSBACKUPSYSDGおよびSYSKMなど)が付与されるマップ済のデータベース・グローバル・ユーザーがあれば、SYSDBASYSOPERSYSBACKUPSYSDGまたはSYSKMとしてデータベースに接続できます。

LDAP_DIRECTORY_SYSAUTHをnoに設定すると、ディレクトリ・ユーザーは、SYSDBASYSOPER、SYSBACKUPSYSDGSYSKMなどの対応する管理権限を付与されているデータベース・グローバル・ユーザーがマップされていても、SYSDBASYSOPER、SYSBACKUPSYSDGまたはSYSKMとしてデータベースに接続できません。

PDBでこのパラメータを変更する場合は、SCOPE=SPFILEを指定してALTER SYSTEMコマンドを使用します。