日本語PDF

1.189 LOG_CHECKPOINT_INTERVAL

LOG_CHECKPOINT_INTERVALには、チェックポイントの頻度、つまり増分チェックポイントとREDOログに書き込まれた最終ブロック間に存在する可能性のあるREDOログ・ファイルのブロックの数を指定します。この数は、データベース・ブロックではなく、オペレーティング・システムの物理ブロックの数です。
特性 説明

パラメータ・タイプ

整数

デフォルト値

0

変更可能

ALTER SYSTEM

PDBで変更可能

いいえ

値の範囲

0から231 - 1

基本

いいえ

Oracle RAC

複数インスタンスには、異なる値を指定可能。

この値に関係なく、あるオンラインREDOログ・ファイルから別のファイルに切り替えるときは、常にチェックポイントが発生します。そのため、この値が実際のREDOログ・ファイルのサイズを超えると、チェックポイントは、ログを切り替えるときにのみ発生します。チェックポイントの頻度は、データベースの予期しない障害からのリカバリに要する時間に影響する要因の1つです。

ノート:

  • LOG_CHECKPOINT_INTERVALの値に0(ゼロ)を設定すると、パラメータの設定が無限の状態と同じになり、パラメータは無視されます。このパラメータには、0以外の値のみ意味があります。

  • リカバリI/Oは、LOG_CHECKPOINT_TIMEOUTパラメータの設定、または最小のREDOログ・ファイルに指定されたサイズによって制限することもできます。チェックポイント動作を制御するメカニズムについては、V$INSTANCE_RECOVERYビューを参照してください。

関連項目: