7.74 V$ASM_FILESYSTEM

V$ASM_FILESYSTEMは、マウントされている各Oracle ACFSの情報を示します。

データ型 説明

FS_NAME

VARCHAR2(1024)

マウント・ポイント(主キー)

AVAILABLE_TIME

DATE

マウント時間、またはファイル・システムが再度使用可能になった時間。ファイル・システムが使用不可の場合はNULL。

BLOCK_SIZE

NUMBER

ファイル・システムのブロック・サイズ(KB)

STATE

VARCHAR2(13)

ファイル・システムのステータス:

  • NOT AVAILABLE

  • AVAILABLE

  • OFFLINE - Oracle ASMインスタンスが停止しているか、ディスク・グループが強制的にディスマウントされているか、または、あまり一般的ではないが、メタデータI/O障害が発生したか、重大なメタデータ破損が検出されたかのいずれか。メタデータI/O障害の場合、ファイル・システムにも破損としてマークが付けられる。オフライン・ファイル・システムは、アンマウントのみ可能であり、アクセス時にその他の操作を試みるとエラーが発生する。

CORRUPT

VARCHAR2(5)

ファイル・システムに対して修復機能(fsckacfschkdsk)を実行する必要があるかどうか(TRUE | FALSE)

NUM_VOL

NUMBER

ファイル・システム内のボリューム数

TOTAL_SIZE

NUMBER

ファイル・システムの合計容量(MB)

TOTAL_FREE

NUMBER

ファイル・システムの合計空き領域(MB)

TOTAL_SNAP_SPACE_USAGE

NUMBER

スナップショットに使用されている合計容量(MB)

REPLSTATE

VARCHAR2(7)

レプリケーション・ステータス:

  • NO REPL - レプリケーションが初期化されていない。

  • PRIMARY - ファイル・システムがレプリケーション用にプライマリとして初期化されている。

  • STANDBY - ファイル・システムがレプリケーション用にスタンバイとして初期化されている。

RESIZE_STATE脚注1

VARCHAR2(5)

可能なサイズ変更の状態は次のとおりです。
  • NONE - 自動サイズ変更が構成されていません

  • AUTO - AutoResizeEnabledフラグと同じです

  • ERROR - AutoResizeErrorフラグと同じです

COMPRESS_STATE脚注1

VARCHAR2(7)

ファイル・システムの圧縮ステータス。可能な値は次のとおり。
  • DISABLED - 圧縮がアクティブではありません

  • ENABLED - 圧縮がアクティブです

  • PARTIAL - 圧縮は無効ですが、ファイル・システムには圧縮ファイルが含まれている可能性があります

FROZEN_STATE脚注1

VARCHAR2(5)

ファイルシステムが固定されているかどうか(TRUE | FALSE)

ACFS_COMPATIBILITY脚注1

VARCHAR2(60)

Oracle ACFSが出荷されたOracleリリース・ストリーム

METADATA_BLOCK_SIZE脚注1

NUMBER

ファイル・システムのメタデータ・ブロック・サイズ。可能な値は次のとおり。
  • 512

  • 4096

CON_ID

NUMBER

データが関係するコンテナのID。可能な値は次のとおり。

  • 0: この値は、CDB全体に関連するデータを含む行に使用される。この値は、非CDB内の行にも使用される。

  • 1: この値は、ルートのみに関連するデータを含む行に使用される

  • n: nは、データを含む行に適用されるコンテナID

このビューの場合、値は常に0

脚注1 この列は、Oracle Databaseリリース19c, バージョン19.1以降で使用可能です。

関連項目:

ビューを使用したOracle ASM情報の表示の詳細は、『Oracle Automatic Storage Management管理者ガイド』を参照してください。