3.10 DBCAを使用したOracle RACデータベースの削除
Oracle Database Configuration Assistant (DBCA)を使用したOracle RACデータベースの削除には、データベースおよびデータベース・オブジェクトの削除が含まれます。
DBCAはまずデータベースを削除してから、データベースの初期化パラメータ・ファイル、インスタンス、Optimal Flexible Architecture (OFA)構造およびデータベースのOracleネットワーク構成を削除します。
「OK」をクリックすると、DBCAは操作を継続して、このデータベースに関連するすべてのインスタンスを削除します。DBCAは、パラメータ・ファイル、パスワード・ファイルも削除します。
この時点で、次の作業が完了しました。
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選択したOracle RACデータベースのクラスタからの削除
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Windowsベース・プラットフォームでの選択したOracle RACデータベースのOracleサービスの削除
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Oracle RACデータベースに割り当てられた高可用性サービスの削除
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Oracle RACデータベースのOracle Net構成の削除
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Oracle RACデータベースのOracle Enterprise Managerの構成解除
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Oracle RACデータベースのOFAディレクトリ構造のクラスタからの削除
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Oracle RACデータベースのデータ・ファイルの削除