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6.12.4.3 Oracle RACデータベースの複数のリスナーの管理

Oracle RAC環境では、Oracle AgentでデータベースのOracleリスナーを管理することをお薦めします。

  • Gridホームにあるlsnrctl実行可能ファイルを使用して、Oracle Database 19cのローカル・リスナーおよびSCANリスナーを管理します。
    前のリリースで使用していたOracleホームの場所からlsnrctl実行可能ファイルを使用しないでください。この位置はOracle Database 19cでは使用できません。
  • SRVCTLおよびsetenvコマンドを使用して、各リスナーのTNS_ADMINの値を変更します。
    Oracle Clusterwareによって管理されていないリスナーの場合、Oracle Net Services構成ファイルを含むディレクトリを指すようにTNS_ADMIN環境変数またはレジストリ値を設定することによって、listener.oraファイルにデフォルト以外の場所を使用できます。