インストール後の必須作業
インストールが完了したら、次の作業を実行します。
- 新しいソフトウェアにパッチが必要かどうかの判別
インストール時に、ソフトウェアのダウンロード・オプションを選択しなかった場合は、Oracle RACをインストールした後でシステムに必要なパッチがあるかどうかを確認してください。 - Windowsファイアウォールの例外の構成
Oracle RACクラスタの1つ以上のノードでWindowsファイアウォール機能が有効である場合、Oracle RACアプリケーションおよびポートに対して例外を作成する必要があります。 - Microsoft Transaction ServerのOraMTSサービスの作成
クライアント・コンポーネントがMicrosoftアプリケーション調整トランザクションでOracleデータベースをリソース・マネージャとして使用できるようにするには、Oracle Service for Microsoft Transaction Server (OraMTS)を作成します。 - すべての無効なオブジェクトの再コンパイル
データベースのインストール、パッチ適用またはアップグレード後に、catcon
ユーティリティを使用してutlrp.sql
を実行し、CDBおよびPDB上の無効なオブジェクトを識別して再コンパイルします。 - CDBによるOracle RACでのサービスの構成
インストール時に、マルチテナント・コンテナ・データベース(CDB)を選択し、プラガブル・データベース(PDB)を構成している場合は、インストール後、このPDBにサービスを追加することをお薦めします。