7.6.1 Oracleホームからのdeinstallコマンドの実行
Oracleホームからdeinstall
コマンドを実行できます。
deinstall
コマンドによって、Oracleソフトウェアが停止し、オペレーティング・システム上のOracleソフトウェアおよび構成ファイルが削除されます。
例7-1 Oracleホーム内からのdeinstall.bat
の実行
deinstall
コマンドを実行する最も一般的な方法は、削除対象のOracleホームにインストールされているバージョンを使用することです。deinstall
コマンドはローカルのOracleホームのソフトウェア構成を確認し、各プロンプトでデフォルト値を提供します。デフォルト値を受け入れることも、別の値を優先することもできます。Oracleホームのソフトウェアが実行されていない場合(インストール失敗の後など)、deinstall
コマンドは構成を確認できないため、対話的に、またはレスポンス・ファイルですべての構成の詳細を提供する必要があります。現在のOracleホーム・ディレクトリにあるdeinstall
コマンドを使用するには、管理者グループのメンバーとしてログインしているときに次のコマンドを発行します。
C:\> C:\app\oracle\product\19.0.0\dbhome_1\deinstall\deinstall.bat
プロンプトに従って追加情報を入力してください。
ノート:
削除対象のOracleホーム以外の場所からdeinstall
コマンドを使用する場合は、コマンドラインで-home
オプションを指定する必要があります。
親トピック: 削除ツールを使用したOracle RACの削除