3 ターゲット・オペレーティング・システムのendian形式へのデータ変換
ターゲット・オペレーティング・システム・プラットフォームで使用されているendian形式にデータのendian形式を変換して、データ移行を準備します。
- プラットフォーム間でのデータの変換
トランスポータブル操作を実行するときに、ソース・プラットフォームとターゲット・プラットフォームでendiannessが異なる場合は、トランスポートするデータをターゲット・プラットフォームの形式に変換する必要があります。ソース・プラットフォームとターゲット・プラットフォームでendiannessが同じ場合は、データ変換は必要ありません。データを変換するには、DBMS_FILE_TRANSFER
パッケージまたはRMANCONVERT
コマンドを使用できます。 - DBMS_FILE_TRANSFERパッケージを使用したプラットフォーム間でのデータの変換
DBMS_FILE_TRANSFER
パッケージのGET_FILE
またはPUT_FILE
プロシージャを使用すると、データファイルの転送中にプラットフォーム間でデータを変換できます。 - RMANを使用したプラットフォーム間でのデータの変換
RMANCONVERT
コマンドを使用してデータを変換する場合は、データ・ポンプ・エクスポートを実行した後にソース・プラットフォームでデータを変換するか、またはデータ・ポンプ・インポートを実行する前にターゲット・プラットフォームでデータを変換できます。いずれの場合も、データファイルをソース・システムからターゲット・システムに転送する必要があります。