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アクティブなデータベースの複製を準備するためのチェックリスト

RMANを使用してアクティブなデータベースの複製を実行する前に、ソース・データベースとターゲット・データベースを必ず準備してください。

ソースOracle Database:

  • ソース・データベースを移行するには、データベース名、一意のデータベース名、リスナー・ポート、サービス名、データベース・ホームのパッチ・レベルおよびSYSのパスワードが必要です。

  • 透過的データ暗号化(TDE)を使用してソース・データベースを構成した場合、暗号化されたデータを含むデータベースを複製できるようにするには、ウォレットのバックアップおよびウォレット・パスワードが必要です。

  • ソース・データベースは、オープン状態またはマウント状態のどちらかにできます。

    • ソース・データベースがオープン状態になっている場合は、ARCHIVELOGモードである必要があります。

      データベースの複製を実行する間、ユーザーは、引き続きソース・データベースに問題なくアクセスできます。データファイルの複製中、CPUの使用率とネットワーク帯域幅の消費に多少影響があることを考慮してください。

    • ソース・データベースがマウント状態の場合は、完全に停止してからマウント状態にします。

      注意:

      ソース・データベースをマウント状態で保持することを選択した場合、ユーザーはデータベースにアクセスできません。

ターゲットOracle Database:

  • ソース・データベースのエディションと同じデータベース・エディションをサポートする、ターゲット・データベース・システム。

  • ターゲット・データベース名、一意のデータベース名、補助サービス名および適用されている現在のデータベース・ホームのパッチ・レベルを把握しておいてください。

  • 補助インスタンスを設定するためのターゲット・データベースの空きTCPポート。