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環境の検証

複製を開始する前に、ステップを完了します。

  1. ソース・データベース・ホストが接続先ホストからアクセス可能であることを確認します。2つのホスト間でSSHを使用できる必要があります。

  2. 宛先ホストでTNSPINGユーティリティを使用して、ソース・ホストのリスナー・ポートが正常に機能していることを確認します。

    次に例を示します。
    tnsping source host:1521
  3. 宛先ホストで簡易接続を使用して、ソース・データベースへの接続を検証します。
    host:port/servicename
    次に例を示します。
    sqlplus system@ip-address:1521/proddb

    接続文字列が64文字以内であることを確認します。

  4. ソース・データベース・ホームからターゲット・データベースに、必要なsqlpatchファイル(ロールバック用)をコピーします。

  5. ソース・データベースで少なくとも1つのアーカイブ・ログが作成されていることを確認してください。そうしないと、RMAN複製がエラーで失敗します。

  6. ソース・データベースでウォレットが使用されている場合は、パスワード・ベースのウォレットをバックアップし、宛先ホスト上の標準の場所にコピーします。

    次に例を示します。
    /opt/oracle/dcs/commonstore/wallets/tde/db_unique_name/
  7. ソース・データベースの互換性パラメータが、11.2.0.4データベースについては少なくとも11.2.0.4.0に、12.1.0.2データベースについては少なくとも12.1.0.2.0に設定されていることを確認してください。