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APPROX_COUNT_DISTINCT_AGG

目的

APPROX_COUNT_DISTINCT_AGGでは、その入力として、個別値の近似カウントに関する情報を含む詳細の列を取得し、これらのカウントの集計を実行できます。

detailには、APPROX_COUNT_DISTINCT_DETAILファンクションまたはAPPROX_COUNT_DISTINCT_AGGファンクションによって作成された詳細の列を指定します。この列のデータ型はBLOBです。

このファンクションをSELECT文でGROUP BY句とともに指定すると、行の各グループ内の詳細に含まれる情報を集計し、グループごとに単一の詳細を戻すことができます。

このファンクションは詳細と呼ばれるBLOB値を戻し、ここにはカウント集計に関する情報が特殊な形式で含まれます。このファンクションによって戻された詳細を表またはマテリアライズド・ビューに格納した後、再度APPROX_COUNT_DISTINCT_AGGファンクションを使用してこれらの詳細をさらに集計したり、TO_APPROX_COUNT_DISTINCTファンクションを使用して詳細値を判読可能なNUMBER値に変換できます。

APPROX_COUNT_DISTINCT_DETAILおよびTO_APPROX_COUNT_DISTINCTファンクションと組み合せてAPPROX_COUNT_DISTINCT_AGGファンクションを使用する例は、「APPROX_COUNT_DISTINCT_AGG: 例」を参照してください。