RTRIM

構文

目的

RTRIMは、charの右端から、setに指定されたすべての文字を削除します。このファンクションは、問合せの出力の書式設定に役立ちます。

setを指定しない場合、デフォルトで空白1個が指定されます。RTRIMはLTRIMと同様の働きをします。

charおよびsetは、CHAR、VARCHAR2、NCHAR、NVARCHAR2、CLOBまたはNCLOBデータ型です。戻される文字列は、charが文字データ型の場合はVARCHAR2データ型、charが各国語キャラクタ・データ型の場合はNVARCHAR2データ型、charがLOBデータ型の場合はLOBデータ型になります。

関連項目:

LTRIM
setからの文字をcharからの文字と比較するためにRTRIMで使用する照合を定義する照合決定ルール、およびこのファンクションの文字の戻り値に割り当てる照合を定義する照合導出ルールは、『Oracle Databaseグローバリゼーション・サポート・ガイド』の付録Cを参照してください。

例

次の例では、文字列の右端にあるすべての小なり記号(<)、大なり記号(>)および等号(=)を文字列から削除します。

SELECT RTRIM('<=====>BROWNING<=====>', '<>=') "RTRIM Example"
  FROM DUAL;

RTRIM Example
---------------
<=====>BROWNING