STDDEV_SAMP
構文
関連項目:
構文、セマンティクスおよび制限事項の詳細は、「分析ファンクション」を参照してください。
目的
STDDEV_SAMPは標本累積標準偏差を計算し、標本分散の平方根を戻します。これは、集計ファンクションまたは分析ファンクションとして使用できます。
このファンクションは、引数として、任意の数値データ型、または暗黙的に数値データ型に変換可能な数値以外のデータ型を取ります。また、引数の数値データ型と同じデータ型を返します。
関連項目:
暗黙的な変換の詳細は、表2-8を参照してください。
このファンクションは、VAR_SAMPファンクションの平方根と同じです。VAR_SAMPがNULLを戻す場合、このファンクションもNULLを戻します。
関連項目:
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「集計ファンクション」および「VAR_SAMP」を参照してください。
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exprの有効な書式の詳細は、「SQL式」を参照してください。
集計の例
「STDDEV_POP」の集計の例を参照してください。
分析の例
次の例では、employees表の部門ごとの給与の標本標準偏差を戻します。
SELECT department_id, last_name, hire_date, salary,
STDDEV_SAMP(salary) OVER (PARTITION BY department_id
ORDER BY hire_date
ROWS BETWEEN UNBOUNDED PRECEDING AND CURRENT ROW) AS cum_sdev
FROM employees
ORDER BY department_id, last_name, hire_date, salary, cum_sdev;
DEPARTMENT_ID LAST_NAME HIRE_DATE SALARY CUM_SDEV
------------- --------------- --------- ---------- ----------
10 Whalen 17-SEP-03 4400
20 Fay 17-AUG-05 6000 4949.74747
20 Hartstein 17-FEB-04 13000
30 Baida 24-DEC-05 2900 4035.26125
30 Colmenares 10-AUG-07 2500 3362.58829
30 Himuro 15-NOV-06 2600 3649.2465
30 Khoo 18-MAY-03 3100 5586.14357
30 Raphaely 07-DEC-02 11000
. . .
100 Greenberg 17-AUG-02 12008 2126.9772
100 Popp 07-DEC-07 6900 1804.13155
100 Sciarra 30-SEP-05 7700 1929.76233
100 Urman 07-MAR-06 7800 1788.92504
110 Gietz 07-JUN-02 8300 2621.95194
110 Higgins 07-JUN-02 12008
Grant 24-MAY-07 7000