TZ_OFFSET
構文
目的
TZ_OFFSETは、文が実行された日付に基づいた引数に対応するタイムゾーン・オフセットを戻します。有効なタイムゾーン地域名、UTCからのタイムゾーン・オフセット(それ自体を戻します)、またはキーワードSESSIONTIMEZONEまたはDBTIMEZONEを入力できます。time_zone_nameの有効な値を表示するには、V$TIMEZONE_NAMES動的パフォーマンス・ビューのTZNAME列を問い合せます。
                  
ノート:
夏時間機能には、タイムゾーン地域名が必要です。この名前は、大小2つのタイムゾーン・ファイルに格納されます。これらのファイルのうち、使用する環境および使用するOracle Databaseのリリースに応じて、いずれか一方がデフォルトのファイルになります。タイムゾーン・ファイルおよびタイムゾーン名の詳細は、『Oracle Databaseグローバリゼーション・サポート・ガイド』を参照してください。
関連項目:
TZ_OFFSETの文字の戻り値に割り当てる照合を定義する照合導出ルールは、『Oracle Databaseグローバリゼーション・サポート・ガイド』の付録Cを参照してください。
例
次の例では、UTCからUS/東部タイムゾーンのタイムゾーン・オフセットを戻します。
SELECT TZ_OFFSET('US/Eastern') FROM DUAL;
TZ_OFFS
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