JSON_TRANSFORM
JSON_passing_clause::=
JSON_passing_clause
の詳細は、「JSON_EXISTS条件」を参照してください。
目的
JSON_TRANSFORM
を使用して、ファンクションへのJSONドキュメント入力を変更します。JSONデータの変更を実行する1つ以上の変更操作を指定することにより、JSONドキュメント(またはJSONドキュメントの一部)を変更できます。変更されたJSONドキュメントは出力として返されます。
JSONデータをサポートするSQLデータ型を入力できます。たとえば、入力は、IS JSON
チェック制約の有無にかかわらずVARCHAR2
列、またはJSONデータを返すファンクション・コールにできます。
例
例1: タイムスタンプを使用してJSON列を更新する
UPDATE t SET jcol = JSON_TRANSFORM(jcol, SET '$.lastUpdated' = SYSTIMESTAMP)
例2: クライアントにJSONを送信する前に、社会保障番号を削除する
SELECT JSON_TRANSFORM (jcol, REMOVE '$.ssn') FROM t WHERE …
JSON_TRANSFORM_returning_clause
デフォルトの出力データ型は、入力のデータ型に一致します。
任意のサイズの入力データ型VARCHAR2
の場合、デフォルトの出力データ型はVARCHAR2(4000)
です。
例を含むJSON_TRANSFORM
の詳細は、「Oracle SQLファンクションJSON_TRANSFORM」を参照してください。