このリリースにおけるSQL*Plusの変更点

ここでは、『SQL*Plusユーザーズ・ガイドおよびリファレンス』での変更点を示します。

SQL*Plusリリース19cの変更点

SQL*Plusリリース19cの『SQL*Plusユーザーズ・ガイドおよびリファレンス』では、次の点が変更されています。

新機能

このリリースの新機能は次のとおりです。

Oracle Databaseへの接続にアプリケーションで使用される簡易接続構文が拡張され、簡易接続プラスと呼ばれます。

簡易接続プラスに関する項を参照してください

非推奨となった機能

次の機能は、今回のリリースでは非推奨です。

69821-28 RECOVER…SNAPSHOT TIMEの非推奨

特定のスナップショットを使用してある時点にデータベースをリカバリするRECOVER…SNAPSHOT TIMEメソッドは、Oracle Database 19cで非推奨になりました。

RECOVER…SNAPSHOT TIMEのかわりに、データファイルのストレージ・スナップショットの作成前後にALTER DATABASE BEGIN/END BACKUPを使用し、RECOVER .. UNTIL TIMEを使用してEND BACKUPの完了時刻後の特定のタイムスタンプまたはシステム変更番号(SCN)を指定することをお薦めします。データ・リカバリの整合性を確保するために、実行中のデータベースでスナップショットを実行するときにALTER DATABASE BEGIN/END BACKUPを常に使用することをお薦めします。アーカイブ・ログのREDOログは、リカバリ操作のために個別にバックアップおよびリストアする必要があります。

サポート対象外機能

次の機能はサポートされなくなりました。

PRODUCT_USER_PROFILE表のサポート終了

Oracle Database19c以降、SQL*Plus表PRODUCT_USER_PROFILE (PUP表)はサポート対象外です。

SQL*Plus製品レベルのセキュリティ機能は、Oracle Database19cでは使用できません。Oracle Databaseの設定を使用してデータを保護し、すべてのクライアント・アプリケーション間で一貫したセキュリティを確保することをお薦めします。