イメージベースのOracle Databaseインストールについて

イメージベースのインストールを理解して、Oracle Databaseソフトウェアのインストールおよび構成を簡略化します。

Oracle Databaseをインストールするには、新規Oracleホームを作成し、新しく作成したOracleホームにイメージ・ファイルを抽出し、設定ウィザードを実行して、Oracle Database製品を登録します。

イメージベースのインストールを使用すると、単一インスタンスおよびクラスタ構成用のOracle Databaseをインストールおよびアップグレードできます。Oracle Databaseイメージをインストールまたはクローニングすると、Oracle OLAP (olap)やOracle Real Application Testing (rat)などのOracle Databaseオプションがすべてデフォルトで有効になります。

このインストール機能によりインストール・プロセスが効率的になり、大規模なカスタム・デプロイメントの自動化がサポートされます。また、必要なリリース更新(更新)または月次推奨パッチ(MRP)でベースリリース・ソフトウェアにパッチを適用した後に、このインストール方法を使用してカスタマイズ済イメージをデプロイすることもできます。

ノート:

Oracle Databaseホームを配置するディレクトリにイメージ・ソフトウェア(db_home.zip)を抽出し、Oracle Database設定ウィザードを実行して、Oracle Databaseのインストールおよび構成を開始します。作成したOracleホームのディレクトリ・パスがOracle Optimal Flexible Architectureの推奨事項に準拠することをお薦めします。