データベース・インストレーション・ガイド Oracle Database用のサーバーの確認および構成 サーバーのハードウェアとメモリー構成の確認 サーバーのハードウェアとメモリー構成の確認 サーバー構成に関する情報を収集するには、この手順を使用します。 次のコマンドを使用して、現在使用されていないメモリー・ページとスワップファイル・ディスク・ブロックの数を報告します。# sar -r n iたとえば:# sar -r 2 10 システムに搭載されている物理RAMのサイズが要件のサイズより少ない場合、次の手順に進む前にメモリーを増設する必要があります。 スワップ領域の使用量および構成されたスワップ領域のサイズを確認します。# /usr/sbin/swap -s 追加のスワップ領域の構成方法は、必要に応じてオペレーティング・システムのドキュメントを参照してください。 /tmpディレクトリで使用可能な領域容量を確認します。# df -kh /tmp /tmpディレクトリの空き領域が、必要な領域の要件を満たさない場合、次のいずれかのステップを実行します。 ディスク領域の要件が満たされるように、/tmpディレクトリから不要なファイルを削除します。 Oracleユーザーの環境の設定時に、TMPおよびTMPDIR環境変数も、/tmpではなく使用するディレクトリに設定します。 システムの空きディスク領域の量を確認します。# df -kh RAMサイズを確認します。# /usr/sbin/prtconf | grep "Memory size" システム・アーキテクチャでソフトウェアを実行できるかどうかを確認します。# /bin/isainfo -kv このコマンドの出力結果には、プロセッサ・タイプが表示されます。たとえば:64-bit sparcv9 kernel modules64-bit amd64 kernel modules想定した出力が表示されない場合、このシステムにそのソフトウェアはインストールできません。 関連トピック Oracle Databaseインストールのサーバー・ハードウェアのチェックリスト 親トピック: Oracle Database用のサーバーの確認および構成