Oracle Solarisのカーネル・パラメータの構成
次のトピックでは、修正スクリプトを使用してOracle Solarisのカーネル・パラメータの構成を完了できない場合に、それを手動で行う方法について説明します。
- インストールのための最小パラメータ設定
修正スクリプトを使用できない場合、この表を参照して、パラメータを手動で設定します。 - 共有メモリー・リソース制御の確認
prctl
コマンドを使用して、システム上のアクティブなプロセス、タスクまたはプロジェクトに関連付けられているリソース制御に対して、実行時の問合せや変更を行います。 - 追加の共有メモリー識別子の制限の構成
18c以降では、Oracle Solarisシステムでは、Oracle Databaseは管理対象グローバル領域(MGA)とも呼ばれるプロセス・グループ間でメモリーを共有する新しい方法が使用されます。この新しい方法のオペレーティング・システム・メモリー割当てメカニズムは、最適化共有メモリー(OSM)です。 - カーネル・パラメータの値の表示および変更
リソース制御に対して指定されている現在の値を表示し、必要に応じて変更するには、この手順に従います。 - UDPおよびTCPカーネル・パラメータの手動設定
修正スクリプトまたはCVUを使用してエフェメラル・ポートを設定しない場合は、TCP/IPエフェメラル・ポート範囲のパラメータを設定して、予想されるサーバーのワークロードに対して十分なエフェメラル・ポートを提供します。
親トピック: インストール前のタスクの手動完了