Oracle RAC用の新しいOracle Databaseソフトウェアのインストール
この手順の概要を使用することで、Oracle RACデプロイメント用の新しいOracle Databaseリリースのソフトウェアのインストールが支援されます。
ノート:
ソースおよびターゲットのOracleホームを異なるユーザーが所有している場合は、Database Upgrade Assistant (DBUA)を使用してデータベースをアップグレードできません。これを行うと、エラーPRKH-1014が返されます。ソース・データベースとターゲット・データベースの所有者が同じであることを確認するか、手動アップグレードを実行してください。
Oracle RACデータベースをアップグレードする場合は、記述されている順番で次のステップを実行する必要があります。
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Oracle Clusterwareのアップグレード:
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ご使用のオペレーティング・システムの『Oracle Grid Infrastructureインストレーション・ガイド』の記載に従って、最初にOracle Clusterwareをアップグレードします。
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プロンプトが表示されたら、別のターミナル・セッションを開き、
root
でログインしてroot.sh
を実行します。
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Oracle Clusterwareをアップグレードした後、Oracleのオペレーティング・システム固有のドキュメントに従って、Oracle Databaseソフトウェアのインストールを準備します。
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Oracle Universal Installerを起動し、ソフトウェアをインストールします。
Oracle Databaseソフトウェアのインストールが正常に完了したら、「終了」ボタンをクリックしてOracle Universal Installerを閉じます。
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preupgrade
パラメータを指定してAutoUpgradeをanalyze
モードで実行します。AutoUpgradeでは、多くの問題を自動的に修正し、生成されるprefixups
ファイルに他の問題をリストできます。これは、アップグレード前に手動で修正できます。 -
デプロイ・モードでAutoUpgradeを実行します。