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2.3 Oracle Restartのパッチの適用

スタンドアロン・サーバー(Oracle Restart) 19c用のOracle Grid Infrastructureへのアップグレードが完了すると、My Oracle Supportから個別のソフトウェア・パッチをダウンロードしてインストールできるようになります。

  1. 適用するパッチをMy Oracle Supportからダウンロードします。

    https://support.oracle.com

    「パッチと更新版」タブを選択してパッチを検索します。

    「推奨パッチ・アドバイザ」を選択して、ご使用のソフトウェアの製品グループ、リリースおよびプラットフォームを入力することをお薦めします。

    このパッチは、すべてのユーザーがアクセスできる共有ディレクトリに配置します。

  2. 適用するパッチのREADMEファイルを確認して、パッチのインストール前に必要な手順をすべて実行します。
  3. 管理者ユーザーとして、Gridホームの/OPatchディレクトリに移動します。
    C:\> cd C:\app\grid\product\19.0.0\grid\OPatch
    
  4. パッチのREADMEファイルで推奨されているバージョンのOPatchユーティリティをインストールします。
  5. パッチのREADMEファイルに示された手順に従ってパッチを適用します。
    C:\> opatchauto apply patch_directory_location\patch_ID
  6. gridユーザーとして、Oracle Restartのリリース・パッチ番号を確認します。
    C:\> Grid_home\bin\crsctl query has releasepatch
    リリース・パッチ・番号は、リリース更新(RU)およびリリース更新リビジョン(RUR)のパッチの場合にのみ変更されます。