A Oracle Exadata Database Machineのコンポーネント
このトピックで説明するOracle Exadata Database Machineのコンポーネントは、リリースの時点の最新版です。
変更については、最新のリリース・ノートおよびパッチ更新を参照してください。
注意:
この付録のコンポーネントおよび仕様は、データベース・サーバーにのみ使用します。以前のリリースからアップグレードされたデータベース・サーバーのコンポーネントは、ここで示されるコンポーネントと一致しない場合があります。
Oracle Exadata Storage Serverの仕様は、お客様には変更不可のため示されていません。
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オペレーティング・システム: Oracle Linux
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ディスクおよびファイル・システム: 2ソケットのOracle Exadata Database Machineの各データベース・サーバーに4台のハード・ディスクがあります。8ソケットのOracle Exadata Database Machineの各データベース・サーバーに8台のハード・ディスクがあり、またはOracle Exadata Database Machine X7-8以降では、2つのフラッシュ・アクセラレータPCIeカード(それぞれ6.4TB)があります。
Oracle Exadata Database Machineのデータベース・サーバーのディスク・パーティションは、2つのファイル・システムとスワップ・パーティションで構成されます。ルート(/)ファイル・システムは30GB、
/u01ファイル・システムは100GB、スワップ・パーティションは24GBです。 -
サービス: データベース・サーバーの不要なサービスは無効になります。有効なサービスには、リモート・アクセスのSSH、デプロイメント後のリスナーが含まれます。SSHは、管理ネットワークおよびInfiniBandネットワークからの着信接続のみ受け入れます。デプロイメント後に、オプションとしてOracle Enterprise Manager Cloud Controlエージェントをインストールして使用できます。
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ユーザー・アカウント: デプロイメント中に作成されたデフォルト以外のユーザー・アカウントは、Oracle Grid InfrastructureおよびOracle DatabaseのOracleホーム(
ORACLE_HOME)のソフトウェア所有者に必要なアカウントのみです。ユーザー・アカウント名は、Oracle Exadata Deployment Assistant (OEDA)ユーティリティを使用してユーザーによって選択されます。 -
RPMパッケージ: RPMパッケージの現在のリストを取得する手順は、My Oracle Supportノート888828.1を参照してください。
関連トピック
A.1 データベース・コンポーネントの情報の取得
次に示すように、コンポーネント情報を取得できます。
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カーネル・バージョン:
rootユーザーとして次のコマンドのいずれかを実行します。uname -a uname -r -
Oracle Linuxリリース: 次のいずれかのコマンドを
rootユーザーとして実行します。# cat /etc/oracle-release # cat /etc/enterprise-release -
すべてのパッケージのリスト:
rootユーザーとして次のコマンドを実行します。rpm -qa --queryformat="%{name}-%{version}-%{release}.%{arch}\n" -
InfiniBand関連パッケージのリスト: 主要なパッケージ名をRPMファイルの
ofedrpmlistのリストから取得できます。rootユーザーとして次のコマンドを実行して、ファイルを抽出できます。tar -pjxvf /opt/oracle.cellos/iso/cellbits/ofed.tbz ofedrpmlistファイルに示されているパッケージ以外に、次のコマンドを使用してインストールされている
ofaRPMがあるかどうか確認します。rpm -qa --queryformat="%{name}-%{version}-%{release}.%{arch}\n" | grep -i ofa -
サービスのリスト:
rootユーザーとして次のコマンドを実行します。chkconfig --list | grep ':on'