スクリーン・リーダーと点字ディスプレイの使用に関するヒント
テキスト読み上げ出力を提供し、点字表示をサポートするには、スクリーン・リーダーを使用します。
スクリーン・リーダーと点字ディスプレイの使用に関するヒントを次に示します:
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パテやCygwinなどのキャラクタ・モード・ベースの端末を使用します。 X Window System VNCは使用しないでください。
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スクリーン・リーダーのユーザーは、複数のセッションをサポートするためにスクリーンをインストールすることをおすすめします。 Linuxベースのスクリーン・プログラムでは、異なるウィンドウで複数のセッションが可能です。 キーボード・ベースのコマンド(Ctrl-aなど)を使用して、各セッションにアクセスできます。 画面では、特定のウィンドウ・セッションを切り離したり、再アタッチしたりすることができます。 VNCと同様に、ORAchkや他のプログラムの実行中に切断されると、そのセッションに再アタッチして再開できます。
画面パッケージはデフォルトではインストールされません。 yumを使用してインストールする必要があります。
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端末ソフトウェアの設定では、カーソル・タイプを点滅または点滅ではなく、ブロック・カーソルに設定します。
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コマンドの出力は、かなりの量の情報を生成する可能性があります。 この情報は、端末ウィンドウの表示領域、および仮想ウィンドウまたは点字ディスプレイを超えることができます。 たとえば、次のコマンドは長いアラート履歴出力を生成できます:
dcli -g cell_group -l root cellcli list alerthistory | more
一度に1画面ずつ出力を表示するには、次のようにmoreコマンドを使用して出力をパイプ処理します:
dcli -g cell_group -l root cellcli list alerthistory | more
その後、スペース・バーのキーを使用して出力をページすることができます。
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ORAchkが対話形式で起動された場合、その出力をmoreコマンドまたはpageコマンドにパイプしないでください。 実行されると、情報メッセージが端末に表示されます。 ORAchkがユーザー入力を要求すると、メッセージは一時停止し、入力が受信されると再開します。 重要なメッセージ、ユーザー入力、エラー、および検査結果は、さまざまなファイルに記録されます。 ORAchkの結果はHTMLレポートに書き込まれます。 HTMLレポートを、支援技術を実行しているコンピュータに転送し、支援技術でアクセスできるブラウザでHTMLレポートを開くだけです。