Oracle® Smart View for Office
Readme
F20640-02(原本部品番号:F17756-06)
2019年8月
目的
このドキュメントには、このリリースのOracle Smart View for Officeに関する重要な最新情報が記載されています。Smart Viewをインストールする前に、このReadmeをよくお読みください。
このリリースでの新機能について
この項では、リリース11.1.2.5.900の新機能について説明します。
以前のリリースからの新機能のリストを確認するには、累積機能概要ツールを使用します。このツールでは、ユーザーが所有している製品と、現在の実装リリースを識別できます。ツールを使用すると、1回のクリックで新機能の説明についてのカスタマイズされたレポートが作成されます。このツールはこちらにあります:
EPM Cloudの機能について
この「EPM Cloudの機能」の項で説明する新機能は、次のOracle Enterprise Performance Management Cloudサービスによってサポートされています。
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Planning
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Oracle Financial Consolidation and Close Cloud
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Oracle Tax Reporting Cloud
複数グリッド・アド・ホック
サポートされているOracle Enterprise Performance Management Cloudデータ・ソースに接続している場合、1つのワークシートに複数のグリッドを作成できます。これらのグリッドは、同じデータ・ソースまたは異なるEPM Cloudデータ・ソースに接続できます。たとえば、1つのグリッドをPlanningに接続し、もう1つをOracle Tax Reporting Cloudに接続できます。それらは、キューブまたはフォームをソースとすることができます。これらのグリッド内のデータを取得し、ワークシート上でシフトできます。
注意:
管理者: サービス・アプリケーション設定の「アド・ホック動作」オプションを「標準」に設定することで、Oracle Smart View for Officeユーザーに対して複数グリッド・アド・ホックを使用可能にできます。詳細は、サービスの管理ドキュメントを参照してください。
Oracle Smart View for Officeユーザーズ・ガイドのEPM Cloudでの複数グリッド・ワークシートの操作を参照してください
Smart Viewでのワークシートの複数アド・ホック・グリッドの使用について学習するには、この概要ビデオをご覧ください。このビデオでは、データ・ソースとしてPlanningを参照しますが、示される機能はEPM Cloudの機能についてで指定したすべてのプロバイダに共通です。
グリッド内のセルベースPOV
このリリースでは、POVメンバーをPOVツールバーではなくグリッドの最初の行に表示することを選択できます。
グリッド内のセルベースPOVでは、次のことを実行できます。
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メンバー名をPOVセルに直接入力し、ページ・ディメンションのPOV選択を変更します。
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ページPOVディメンションのセルをクリックし、セルの右側に表示される矢印ボタンを選択することによって、「メンバー選択」ダイアログにアクセスします。この方法を使用して、POVに複数のメンバーを選択できます。
グリッド内POVでは、POVページ・メンバーをグリッドに移動し、POV行にコメントを保存して、POVメンバーおよびコメントを管理できます。
標準POVツールバーは引き続き使用可能です。プロバイダ・アド・ホック・リボンでPOVボタンをクリックして、POVツールバーとグリッド内POVを切り替えます。
注意:
管理者: サービス・アプリケーション設定の「アド・ホック動作」オプションを「標準」に設定することで、Oracle Smart View for Officeユーザーに対してグリッド内のセルベースPOVを使用可能にできます。詳細は、サービスの管理ドキュメントを参照してください。
Oracle Smart View for Officeユーザーズ・ガイドのセルベースのPOVを使用したメンバーの選択を参照してください。
リフレッシュなしの送信
Smart Viewリボンまたはプロバイダ・アド・ホック・リボンのデフォルトの「データの送信」ボタンを使用すると、明示的に変更された(ダーティにされた)すべてのデータ・セルと変更されなかったデータ・セルを含む、グリッド内のすべてのセルが送信されます。この操作では、すべてのデータ・セルがダーティとマークされて送信されます。送信操作が完了すると、グリッド全体がリフレッシュされます。
注意:
管理者: サービス・アプリケーション設定の「アド・ホック動作」オプションを「標準」に設定することで、Oracle Smart View for Officeユーザーに対してリフレッシュなしの送信動作を使用可能にできます。詳細は、サービスの管理ドキュメントを参照してください。
Oracle Smart View for Officeユーザーズ・ガイドのリフレッシュなしのデータの送信を参照してください。
拡張フリー・フォーム・サポート
このリリースのOracle Smart View for Officeは、次のフリー・フォーム拡張機能をサポートしています
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空の列および行を、グリッド内の任意の場所に配置できます
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別名表の変更がサポートされます
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削除されたメンバーがリフレッシュ時にグリッドに返されるメンバーの自動リフレッシュ
注意:
管理者: サービス・アプリケーション設定の「アド・ホック動作」オプションを「標準」に設定することで、Smart Viewユーザーに対して拡張フリー・フォーム・サポートを使用可能にできます。詳細は、サービスの管理ドキュメントを参照してください。
Oracle Smart View for Officeの操作のフリー・フォーム・モードを参照してください。
ドリルスルー・レポートのソースPOVの表示
Smart Viewリボンの「シート情報」コマンドを使用して、ドリルスルー・レポートが起動されたセルのPOVに関する詳細を表示できます。
新規シートでドリルスルー・レポートを起動した後、Smart Viewリボンを選択し、「シート情報」をクリックします。「シート情報」ダイアログが表示され、ドリルスルー起動セルのPOVに関連したこれらの詳細が表示されます。
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行メンバー
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列メンバー
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POVメンバー
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ページ・メンバー
アド・ホック・モードでは、ダイアログのPOVメンバー・セクションに、アド・ホック・シートで選択した別名表に対応するメンバー名が表示されます。
オプションで、ワークブック内の別のシートにダイアログの情報を保存できます。
詳細は、Oracle Smart View for Officeユーザーズ・ガイドのドリルスルー・レポートのソースPOVの表示を参照してください。
Oracle Analytics Cloud - Essbaseの機能
新しい「プロパティの挿入」コマンドを使用したディメンション・プロパティの表示
Oracle Smart View for Officeの新しい「プロパティの挿入」コマンドを使用すると、ユーザーはアド・ホック・グリッドでディメンションのプロパティを簡単に表示できます。
アド・ホック・グリッドで開始し、行ディメンションを選択します。Essbaseリボンで、「プロパティの挿入」を選択します。「プロパティの選択」ダイアログが表示され、ディメンションに使用可能なプロパティがリストされます。チェック・ボックスを使用してグリッドに表示するプロパティを選択し、「OK」をクリックします。選択したディメンション・プロパティおよびその値が、ディメンションの左の列に表示されます。グリッドで、ディメンション・プロパティ列は次のように示されます。
Dimension Name:Property Name
例:
Account:#ACCOUNTTYPE#
ディメンション・プロパティが表示されている間、プロパティがグリッドの左に挿入されているかぎり、「ズーム・イン」や「選択項目のみ保持」などのアド・ホック・コマンドを使用してグリッドの操作を続行できます。表示した後、ディメンション・プロパティを含む列を削除し、アド・ホック・グリッドで作業を続行できます。
この機能は、Oracle Analytics Cloud - Essbaseの今後のリリースでサポートされる予定です。
さらに、管理者は、Smart Viewで表示するディメンションについてOracle Analytics Cloud - Essbaseでデータベースを設定する必要があります。
OAuthをサポートするための新しいVBA関数
このリリースでは、新しいVBA関数のHypSetCustomHeaderが導入されています。この関数を一度設定すると、Smart Viewによって行われたすべての要求に、必要な任意のカスタムHTTPヘッダーが要求の一部として含まれるようになります。これは、Oracle Analytics Cloud - Essbaseなど、認証にOAuth 2.0トークンを使用するプロバイダへのサインオンに役立ちます。
リフレッシュなしの「リンク・レポート・オブジェクト」ダイアログの起動
接続したシート内のデータ・セルから、最初にシートをリフレッシュせずに「リンク・レポート・オブジェクト」ダイアログを起動できるようになりました。グリッド内のデータ・セルはデータを含んでいる場合も含んでいない場合もありますが、データは必須ではありません。
かわりに、シートがデータ・プロバイダに接続されていることを確認してから、「Smart Viewパネル」の「このワークシートのアクティブ接続の設定」コマンドを使用して明示的に正しいデータベース接続を設定してください。
次に、グリッドのデータ・セルを選択し、Essbaseリボンの「リンク・レポート」コマンドを選択して、「リンク・レポート・オブジェクト」ダイアログを開きます。ここから、リンク・レポート・オブジェクトを選択し、添付、編集、起動または削除できます。
「リンク・レポート・オブジェクト」ダイアログを開く機能は、リフレッシュに時間がかかる大きなグリッド・レイアウトを操作しているときに便利です。
Narrative Reporting 19.08の拡張機能の更新
Oracle Smart View for OfficeのNarrative Reporting 19.08拡張機能が使用可能です。この更新には、改善された「コンテンツの埋込み」ダイアログと、一般的なパフォーマンス改善および不具合の修正が含まれます。
データ問合せのサーバーで開始されたリフレッシュ(新機能)
サーバーで開始されたリフレッシュでは、Narrative Reporting Webアプリケーションのリフレッシュ・オプションを使用して、レポート・パッケージ内のすべてのExcelベース・ドックレットおよびリファレンス・ドックレットにおけるOracle Smart View for Officeデータ問合せを容易にリフレッシュできます。
Smart Viewで、リフレッシュするExcelドックレットおよびリファレンス・ドックレットを指定します。ワークブック内のすべてのシートを選択するか、必要なシートのみを選択できます。Narrative Reporting Webアプリケーションから、すべての定義済データ・ソースまたは選択したデータ・ソースのどちらのデータをリフレッシュするかを選択します。
レポート・パッケージごとに許可されるNarrative Reportingデータ・ソースは1つのみです。また、次のOracle Enterprise Performance Management Cloudデータ・ソースをリフレッシュ可能なデータ問合せのソースとすることもできます。
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Planning
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Oracle Financial Consolidation and Close Cloud
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Oracle Tax Reporting Cloud
詳細は、Oracle Smart View for Officeユーザーズ・ガイドのサーバーで開始されたリフレッシュの操作を参照してください。
レポート操作のプログレス・バー
Oracle Smart View for Officeでは、「Narrative Reporting」リボンの「レポート」グループに含まれる「アップロード」、「アップロードしてチェックイン」または「チェックイン」コマンドを使用した場合に、Excelにプログレス・バーを表示するよう指定できます。
これは非常に大きいワークブックを操作する際に役立ちます。
Excelでプログレス・バーを有効にするには、Smart Viewの「オプション」ダイアログ、「詳細」タブの順に移動し、「進捗情報を表示するまでの時間(秒)」チェック・ボックスを選択します。Narrative Reportingでは秒数設定は無視されるため、秒の指定は不要です。Excelを再起動します。
次回Excelで大きいワークブックに対しアップロードまたはチェックインのコマンドを使用すると、プログレス・バーが表示されます。
Narrative Reporting 19.07の拡張機能の更新
Oracle Smart View for OfficeのNarrative Reporting 19.07拡張機能が使用可能です。この更新には、新しい19.07 Narrative Reportingの機能、一般的なパフォーマンス改善および不具合の修正が含まれます。
Oracle Enterprise Performance Reporting CloudはNarrative Reportingになりました
Oracle Enterprise Performance Management Cloudビジネス・プロセスを構築するための新しいアプローチの一部として、19.06で変更が導入されました。
新しいOracle Enterprise Performance Management Cloudは、ほとんどの組織の要件を満たすエンドツーエンドのビジネス・プロセスを提供し、複数のビジネス・プロセス間で接続された迅速なエクスペリエンスを確実にします。
19.06以降、Oracle Enterprise Performance Reporting CloudはNarrative Reportingビジネス・プロセスと呼ばれるようになりました。機能は変更されていません。Narrative Reportingでは、財務および管理レポート・パッケージを定義、文書作成、確認および公開するためのセキュアなプロセス・ドリブン・アプローチが引き続き提供されます。
Oracle Smart View for Officeには、次の変更があります。
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19.06以降、拡張機能はNarrative Reportingと呼ばれます。拡張機能をインストールした後、「拡張機能」ダイアログにNarrative Reportingがリストされます。
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「Performance Reporting」および「Performance Reportingアド・ホック」リボンは、それぞれNarrative ReportingおよびNarrative Reportingアド・ホックと呼ばれます。
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Enterprise Performance Reportingを参照していたダイアログおよび他のインタフェース要素は、Narrative Reportingを参照します。
示された変更を確認するには、拡張機能の更新をダウンロードしてインストールする必要があります。
ビジネス・プロセスのスタート・ガイドで、Oracle Enterprise Performance Management Cloudの変更の詳細を確認できます。
Narrative Reporting 19.06の拡張機能の更新
Oracle Smart View for OfficeのNarrative Reporting 19.06拡張機能が使用可能です。この更新には、新しいNarrative Reportingの名前の変更、一般的なパフォーマンス改善および不具合の修正が含まれます。
新しい拡張機能の更新のアラート
新しい「拡張機能アラート」ダイアログは、インストール済のOracle Enterprise Performance Reporting CloudおよびDisclosure Managementの拡張機能を最新に保つために役立ちます。これらの拡張機能をまだインストールしていない場合、それらをインストールできることがダイアログによって通知されます。
接続時に、Oracle Smart View for Officeは、プロバイダ環境で使用可能な拡張機能のバージョンをコンピュータにインストール済のバージョンと比較します。インストールまたは更新する拡張機能がある場合、「拡張機能アラート」ダイアログが表示されます。ダイアログには、使用可能な拡張機能と更新、およびそれらのバージョンがリストされます。
拡張機能または更新をすぐにインストールするには、「拡張機能アラート」の「拡張機能ダイアログに移動」ボタンをクリックします。これにより、「オプション」ダイアログの「拡張機能」タブに移動し、ここでSmart View for Officeの操作の拡張機能に記載された拡張機能のインストールおよび更新プロセスを続行します。または、「拡張機能アラート」の閉じるを選択して、後でインストールおよび更新を行うこともできます。
「拡張機能アラート」の「今後このダイアログを表示しない」チェック・ボックスを選択するか、「オプション」ダイアログの「拡張機能」タブの「接続中は更新に関する拡張機能アラートを抑制する」チェック・ボックスを選択して、アラートを抑制できます。
Oracle Enterprise Performance Reporting Cloud 19.05の拡張機能の更新
Oracle Smart View for OfficeのOracle Enterprise Performance Reporting Cloud 19.05拡張機能が使用可能です。この更新には、新機能、一般的なパフォーマンス改善および不具合の修正が含まれており、Smart View 11.1.2.5.900との互換性のために必要です。
新しいヘルス・チェック・オプション: ブラウザ・エミュレーション・モード
「ヘルス・チェック」ダイアログで、新しいオプションのブラウザ・エミュレーション・モードを使用可能にして、ブラウザベースのダイアログ・ボックスの表示を改善できます。使用可能にすると、実行しているブラウザのバージョンにかかわらず、Microsoft Internet Explorer 11との互換性が保証されます。
Oracle Smart View for Officeのブラウザベースのダイアログの例には、Oracle Enterprise Performance Management Cloudサービスのログイン・ダイアログ、またはFinancial Reporting接続時の「Workspaceドキュメントのインポート」ウィザードがあります。
一部のシステムでは、これらのダイアログ・ウィンドウのコンテンツが正しく表示されません。このオプションを使用可能にすると、必要なレジストリ・キーがSmart View -関連のOfficeアプリケーション(Excel、Word、PowerPoint、Outlook)に適用されます。使用可能になると、ブラウザベースのダイアログでコンテンツが互換性モードで自動的に表示されます。
ブラウザ・エミュレーション・モードオプションのデフォルトの設定は「使用可能」です。
Oracle Smart View for Officeユーザーズ・ガイドのシステムのヘルス・チェックの実行を参照してください。
インストール情報
最新のSmart Viewリリースのダウンロード・リンクを含むOracle Smart View for Officeに関する情報については、My Oracle Supportのナレッジ記事、Smart Viewサポート・マトリックスおよび互換性に関するFAQ (Doc ID 1923582.1)を参照してください。ナレッジ記事にアクセスするには、My Oracle Support (MOS)のユーザー・アカウントが必要です。
ベスト・プラクティスとして、MOSのナレッジ記事Doc ID 1923582.1で、最新のSmart Viewリリースについて定期的に確認してダウンロードすることをお薦めします。
注意:
Smart Viewは、Oracle Technology Network (OTN) (http://www.oracle.com/technetwork/middleware/smart-view-for-office/overview/index.html)からダウンロードすることもできます。ダウンロードする前に、Smart Viewダウンロード・ページからアクセス可能なOTN License Agreementを確認して、使用条件を遵守するようにしてください。
詳細なインストール手順は、Oracle Smart View for Officeインストレーションおよび構成ガイドにあります。このガイドは、Oracle Help CenterのSmart View 11.1.2.5.900ライブラリで入手できます。
Google ChromeまたはMozilla Firefoxをデフォルト・ブラウザとして使用している場合は、これらのブラウザ用のSmart Viewの拡張機能のダウンロードおよびインストールに関する情報について、ブラウザ・サポートのトピックを参照してください。
https://docs.oracle.com/en/applications/enterprise-performance-management/index.html
Oracle Enterprise Performance Management System製品のインストールに関する最新情報は、Oracle Enterprise Performance Management Systemインストールおよび構成Readmeに記載されています。EPM System製品をインストールする前に、この情報をよくお読みください。
サポートされているプラットフォームについて
Oracle Enterprise Performance Management System製品のシステム要件およびサポートされているプラットフォームに関する情報は、Oracle Enterprise Performance Management Systemの動作保証マトリックスにスプレッドシート形式で提供されます。このマトリックスは、Oracle Technology Network (OTN)の「Oracle Fusion Middleware Supported System Configurations」ページに掲載されています:
http://www.oracle.com/technetwork/middleware/ias/downloads/fusion-certification-100350.html
注意:
Oracle Smart View for Office 11.1.2.5.900は、11.1.2.xバージョンのOracle Enterprise Performance Management Systemの動作保証マトリックスに記載されているプラットフォーム要件に従います。この項のトピックでは、マトリックスに示されているプラットフォーム以外にSmart Viewでサポートされているプラットフォーム、またはこのリリースで採用されたプラットフォーム・サポートについて示します。
Microsoft Windows 10オペレーティング・システムのサポート
Oracle Smart View for Office 11.1.2.5.520は、Windows 10でサポートされた最初のSmart Viewでした。Windows 10では、それ以前のバージョンのSmart Viewはサポートされていません。
Microsoft .NET Frameworkサポート
Oracle Smart View for Officeリリース11.1.2.5.600以降をインストールして使用するには、Microsoft .NET Framework 4.5以降が必要です。
Microsoft Officeのサポート
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Oracle Smart View for Officeは、Microsoft Office 2010、2013、2016、2019をサポートしています。
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Microsoft Office 2019でのSmart Viewのサポートは、11.1.2.5.900リリースからです。
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Microsoft Office 2016でのSmart Viewのサポートは、11.1.2.5.520リリースからです。
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Smart Viewは、ローカルにインストールされたWindowsバージョンのOfficeアプリケーション(クイック実行を使用してインストールされたOffice 365 Pro Plus 2016を含む)で動作します。詳細は、Oracle Hyperion Smart ViewによるOffice 365のサポート(Doc ID 1581197.1)というタイトルのナレッジ記事を参照してください。
https://support.oracle.com/epmos/faces/DocumentDisplay?id=1581197.1
ブラウザ・サポート
関連リンク
ブラウザ・アドオン
Oracle Smart View for Officeを使用して、Oracle Enterprise Performance Management CloudおよびOracle Enterprise Performance Management Systemで次の2つの方法によって、サポートされているブラウザベースのアプリケーションと相互作用できます。
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Smart Viewのフォームまたはアドホック・グリッドで開始して、ドリルスルーを使用してブラウザにアプリケーションWebページを起動します
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Webアプリケーションで開始して、Excel用のSmart Viewにフォームまたはアドホック・グリッドを起動します。
デフォルトのブラウザがMicrosoft Internet Explorerの場合、ドリルスルーおよびWebの起動は完全にサポートされ、追加のアドオンは不要です。
デフォルトのブラウザがMozilla FirefoxまたはGoogle Chromeの場合、ドリルスルーおよびWebの起動のSmart Viewアドオンが必要です。
Oracle Smart View for Officeインストレーションおよび構成ガイドのブラウザ・アドオンのインストールを参照してください。
ブラウザ・バージョン・サポート
Smart Viewはブラウザのバージョンに依存しませんが、Smart Viewと連動する製品は依存する可能性があります。
その他のブラウザ・サポート要件については、Oracle Enterprise Performance Management Systemの動作保証マトリックスと固有の製品Readmeを確認してください。
このマトリックスは、OTNの「Oracle Fusion Middleware Supported System Configurations」ページに掲載されています:
http://www.oracle.com/technetwork/middleware/ias/downloads/fusion-certification-100350.html
Smart Viewとの互換性があるOracle Cloud製品の場合は、その他のブラウザ・サポート要件についてOracle Enterprise Performance Management Cloudユーザーのためのスタート・ガイドまたはOracle Enterprise Performance Management Cloud管理者のためのスタート・ガイドを確認してください。
Smart Viewと仮想環境
仮想環境でのOracle Smart View for Officeは、正式には認証されていません。仮想環境は、公式にはSmart Viewによってサポートされていません。
注意:
仮想環境は仮想デスクトップ統合(VDI)製品とも呼ばれます。
詳細は、My Oracle Supportのナレッジ記事、サード・パーティの仮想環境でのOracleのHyperion製品のサポート(Doc ID 588303.1)を参照してください。
モバイル・デバイスのサポート
Oracle Smart View for Officeがサポートされているのは、Microsoft Surface Proタブレットのみです。その他のタブレットまたはスマートフォンでは、Smart Viewはサポートされていません。
サポートされている言語
Oracle Enterprise Performance Management System製品でサポートされている言語に関する情報は、Enterprise Performance Management Systemの動作保証マトリックスの「Translation Support」タブでスプレッドシート形式で提供されます。このマトリックスは、OTNの「Oracle Fusion Middleware Supported System Configurations」ページに掲載されています:
http://www.oracle.com/technetwork/middleware/ias/downloads/fusion-certification-100350.html
注意:
このReadmeに特に記載のないかぎり、Oracle Smart View for Office 11.1.2.5.900での言語サポートは、11.1.2.xバージョンのOracle Enterprise Performance Management Systemの動作保証マトリックスの内容に従います。
サポートされているこのリリースへのパス
Oracle Smart View for Officeは、次のリリースからリリース11..2.5.900にアップグレードできます。
表1-1 サポートされているこのリリースへのパス
アップグレード・パスのリリース: 元 | 先 |
---|---|
11.1.2.x |
11.1.2.5.900 |
後方互換性
Oracle Smart View for Officeは、Oracle Enterprise Performance Management Systemの動作保証マトリックスのリリースの互換性に関するタブに示されているOracle Enterprise Performance Management System製品バージョンをサポートしています。このマトリックスは、OTNの「Oracle Fusion Middleware Supported System Configurations」ページに掲載されています:
http://www.oracle.com/technetwork/middleware/ias/downloads/fusion-certification-100350.html
このリリースで修正された問題について
この項のトピックには、リリース11.1.2.5.900で修正された不具合が含まれます。以前のリリースで修正された不具合のリストを確認するには、Defects Fixed Finderを使用します。このツールを使用すると、所有している製品および現在の実装のリリースを識別できます。1回のクリックで、ツールは修正された不具合の説明とその関連プラットフォームおよびパッチ番号に関するカスタマイズされたレポートをすばやく生成します。このツールはこちらにあります:
https://support.oracle.com/oip/faces/secure/km/DocumentDisplay.jspx?id=1292603.1
インストール
29212155 – リリース11.1.2.5.900で自動デプロイメント・コードが修正されました。11.1.2.5.900以降のリリースのversion.xml
ファイルが正しいepmstaticの場所にデプロイされ、正しい更新リンクを含む場合、自動デプロイメントがその場所を認識してそこからインストールします。
注意:
自動デプロイメントが11.1.2.5.900以降のリリースで機能するには、エンド・ユーザーのマシンにOracle Smart View for Office 11.1.2.5.900が必要です。
全般
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21607945 -- 大きなワークブックで「すべてリフレッシュ」を実行したときに、無効な行の高さまたは列幅のエラーが発生しなくなりました。この修正はリリース11.1.2.5.810から使用可能です。
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27180743、27180878 -- Strategic Modelingの拡張機能が有効になっている場合、次のことが想定どおりに機能します。
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27180743 -- Oracle Smart View for Officeのアド・ホック・グリッド・データのコピーと貼付け。
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27180878 -- フォームをアド・ホック・グリッドとして開いた場合、ワークブックへの別のシートの追加。
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27986849 -- POVツールバーからディメンションをドラッグして行にドロップしたときに、セクションが無効のエラーが発生しなくなりました。
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28666633 -- カスケード時に、カンマを含むメンバー名または別名が、2つ以上の個別のメンバー名ではなく1つのメンバー名として処理されるようになりました。たとえば、メンバー名
Tablets, Smartphones
が2つではなく1つのメンバー名として正しく処理されます。フリー・フォーム・グリッドでは、カンマを含むメンバー名を引用符で囲む必要があります。たとえば、次のように入力します。
"Tablets, Smartphones"
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29552183、29584733、29600375 -- 保存されたワークブックで、「セルのスタイル」で行った選択、および「デフォルトとして保存」を選択した保存は、セッション間で保持されます。
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29693173 -- POVツールバーからディメンションをドラッグして列にドロップしたときに、セクションが無効のエラーが発生しなくなりました。
EPM Cloud
注意:
特に規定がないかぎり、EPM Cloudの修正された問題の項で説明されている修正された問題は、次のOracle Enterprise Performance Management Cloudサービスに適用されます。
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Planning
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Oracle Financial Consolidation and Close Cloud
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Oracle Tax Reporting Cloud
EPM Cloudの修正された問題
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27396796 -- 別名表を選択していない場合に、シートをリフレッシュしてからディメンションでズームインしたとき、先行ゼロがメンバー名から削除されなくなりました。
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27610299 -- Oracle Smart View for Officeでアド・ホック分析を実行しようとしたとき、POVがWebアプリケーションのフォーム・レイアウトに設定されていない場合、有効なデータの行がありませんエラーが発生しなくなりました。
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28563883 -- フォームPOVのいずれかのディメンション・メンバーに式が含まれ、そのフォームがメンバー名と別名の両方を表示するように構成されており、メンバー式に対して有効になっている場合、最初にエラー・メッセージが表示されることなくSmart Viewの「メンバー式」ダイアログにアクセスできます。
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28869893 -- ビジネス・ルールの実行時、Webインタフェースで抑制される実行時プロンプトは、ルールをSmart Viewで実行したときにも抑制されます。
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29116855 -- HsCurrencyなどのサポートされていない関数を実行したときに、Smart Viewが終了せずにNullメッセージを返すようになりました。
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29180450 -- スマート・リストのセキュリティが改善され、スマート・リストに保存されたメンバーへのアクセス権がユーザーにない場合、適切なメンバー名が表示されます。ユーザーがスマート・リストの新規メンバーを選択しようとする場合、アクセス権のあるメンバーのみが表示されます。
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29393974 -- コピーして貼り付けたデータ・セルを含むコピーしたSmart Viewワークブックからデータを送信しようとしたときに、Excelが機能を停止せずにメッセージを表示するようになりました。
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29593922 – Smart Viewで、検証ルールが関連付けられたフォームを開いたとき、フォームに非表示の行または列が含まれる場合に、フォーム検証ルール・メッセージが正しいセル交差部を指し示すようになりました。
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29779211 -- POV選択でデータが返され、分析操作がプロバイダ・リボンの「Smart View」から実行された場合に、フォームをアド・ホック・グリッドとして開けるようになりました。
Narrative Reporting、Oracle Enterprise Performance Reporting Cloud
関連リンク
Narrative Reporting 19.08で修正された問題
Narrative Reporting 19.06で修正された問題
Oracle Enterprise Performance Reporting Cloud 19.05で修正された問題
Narrative Reporting 19.08で修正された問題
このような不具合は、19.08 Narrative Reporting拡張機能の更新で修正されています。
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30012018 -- Oracle Smart View for Officeのアド・ホック問合せで、特殊文字が含まれるメンバー名が「メンバー選択」ダイアログで正しく処理されるようになりました。
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30022912 -- Smart Viewで、多数の使用可能なコンテンツ・アイテムが存在する場合にユーザーがリスト全体をスクロールできるよう、「コンテンツの埋込み」ダイアログのレイアウトが改善されました。
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30030813 -- Smart Viewのアド・ホック問合せで、「Excelでビジュアル化」コマンドの使用時に特殊文字が含まれるメンバー名が正しく処理されるようになりました。
Narrative Reporting 19.06で修正された問題
この問題は、19.06 Narrative Reporting拡張機能の更新で修正されています。
29586246 -- Smart Viewからレポート・パッケージにドックレットを追加するとき、ソース・ファイル名のアポストロフィがサポートされるようになりました。
Oracle Enterprise Performance Reporting Cloud 19.05で修正された問題
このような不具合は、19.05 Oracle Enterprise Performance Reporting Cloud拡張機能の更新で修正されています。
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29223582 -- 「アド・ホック問合せとしてインポート」コマンドの実行後、メンバーが見つからないというエラーが発生しなくなりました。
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29523117 -- Smart Viewで、アンパサンド(
&
)を含むメンバー名および別名のアド・ホック操作が正常に機能するようになりました。
Oracle Analytics Cloud - Essbase
28782672 -- Oracle Analytics Cloud - Essbaseに最初に接続している間、ユーザーが新規シートを開いて2番目のOracle Analytics Cloud - Essbaseインスタンスに接続できるようになりました。
Oracle Analytics Cloud
29285069 -- Oracle Smart View for Officeに(1,000,000セルを超える)大きな表を挿入するときのパフォーマンスが改善されました。
Oracle BI EE
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29257456 -- 文字列
'000'
をOracle Smart View for Officeに適切に挿入できるようになり、0
で置き換えられなくなりました。 -
29505866 -- PowerPointの表ビューまたはピボット・ビューに対して「ビュー・デザイナでのビューのロード」コマンドを実行するときにエラーが発生しなくなりました。
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29514933 -- Excel 2016で、Excel 2007またはExcel 2013を使用して作成されたワークブックをリフレッシュできるようになりました。
Oracle Hyperion Planning
このトピックの修正された問題は、Oracle Hyperion Planningに適用されます。
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27396796、28818167、28825905 -- 別名表を選択していない場合に、シートをリフレッシュしてからディメンションでズームインしたとき、先行ゼロがメンバー名から削除されなくなりました。
-
28563883 -- フォームPOVのいずれかのディメンション・メンバーに式が含まれ、そのフォームがメンバー名と別名の両方を表示するように構成されており、メンバー式に対して有効になっている場合、最初にエラー・メッセージが表示されることなくOracle Smart View for Officeの「メンバー式」ダイアログにアクセスできます。
全般
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21810748 -- Excelで、POVまたはスライダが含まれているシートをワークブック内の別のシートにコピーすると、エラーが発生します。
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23174312 -- Oracle Smart View for OfficeとMicrosoft PowerPivotに同時に接続している場合、Excelを閉じてから再度開くと、Smart ViewとPowerPivotの両方のリボンがExcelに表示されなくなります。
回避策: Windowsタスク・マネージャでExcelプロセスを終了してから、Excelを再度開きます。
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26121342 -- Smart Viewリボンの「リフレッシュ」コマンドによるマルチシート・ワークブックのリフレッシュは、VBA関数HypMenuVRefreshを使用したリフレッシュよりも遅いです。
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26922457 -- カスケード・ワークシートからカスケードすると、結果のカスケードでワークシートのいずれかがワークブックに既存するシートと同じ名前となる場合、エラーになる可能性があります。
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28043563 -- 「操作時にフォーマットを移動」オプションを選択してから、最初のシートで「デフォルトとして保存」を選択すると、新しいシートをワークブックに挿入した後もオプションが選択されたままである場合があります。
EPM Cloud
注意:
特に規定がないかぎり、EPM Cloudの既知の問題の項で説明されている既知の問題は、次のOracle Enterprise Performance Management Cloudサービスに適用されます。
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Planning
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Oracle Financial Consolidation and Close Cloud
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Oracle Tax Reporting Cloud
EPM Cloudの既知の問題
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27008788 -- 「操作にダブルクリックを使用」オプションがアド・ホック・シートでは機能しますが、フォームでは機能しません。
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28832984 -- スマート・リストを含むフォームで、新しいデータを入力および送信するために行のすべての値を削除すると、その行のスマート・リストが空になります。
回避策: 行の値を削除し、「送信」 (つまり、#Missing値の送信)または「リフレッシュ」を実行してから、同じ行に対して新しい値を入力します。メンバーを含むスマート・リスト・ドロップダウンが適切に表示されます。
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28891270 -- スマート・リスト値を送信するためにHsSetValue関数を使用し、値を送信すると、送信したスマート・リスト値ではなく数値がリフレッシュ後に表示されます。
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28891346 -- 日付値を送信するためにHsSetValue関数を使用し、値を送信すると、リフレッシュ後に日付が異なるフォーマットで表示されます。
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30051997 -- Microsoft Windows 10 Enterprise 2016 LTSB 64ビット・システム版(KB4507460)に更新すると、Oracle Smart View for Officeの「レポート」設定からレポートをインポートする際にExcelがクラッシュします。
回避策: このクラッシュを防ぐには、次のいずれかの方法でスクリプト・デバッガを有効にします。
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次のレジストリ・キーを編集します。
キー:
HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Microsoft\Internet Explorer\Main
値:
Disable Script Debugger
タイプ:
REG_SZ
値データ:
no
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Internet Explorerで、「インターネット オプション」、「詳細設定」の順に移動し、「スクリプトのデバッグを使用しない」オプションの選択を解除します。
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次のポリシーを有効にします。
[User Configuration\Administrative Templates\Windows Components\Internet Explorer\Internet Settings\Advanced settings\Browsing]
"Turn on script debugging"=enabled
このポリシーの詳細は、https://gpsearch.azurewebsites.net/Default.aspx?PolicyID=410を参照してください。
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Narrative Reporting、Oracle Enterprise Performance Reporting Cloud
29510134 -- 19.05 Oracle Enterprise Performance Reporting Cloud拡張機能をOracle Smart View for Office 11.1.2.5.810以前といっしょに使用している場合、PowerPointドックレットにコンテンツを埋め込んだり、変数を挿入することができません。
回避策: Smart Viewリリース11.1.2.5.900をインストールします。Oracle Enterprise Performance Reporting Cloud 19.05拡張機能には、Smart View 11.1.2.5.900以上が必要です。
Financial Management
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27474347 -- 「メンバー選択」で「エンティティ」ディメンション・メンバーを検索すると、検索対象のメンバーではなく、「エンティティ」ディメンションが強調表示される場合があります。
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27524993 -- Oracle Access Managerが入っているSSO環境で、プライベート接続を使用したOracle Smart View for OfficeでのOracle Hyperion Financial Managementへのサインインに成功すると、「ログイン」ウィンドウが空白になります。
Financial Reporting
23191769 -- Oracle Smart View for Officeで問合せ対応としてドキュメントをインポート・オプションを選択すると、Oracle Hyperion Financial Reportingレポートが開きますが、標準機能は使用できません。
ヒントとトラブルシューティング
ヒントとトラブルシューティングのトピックは、Oracle Smart View for Officeインストレーションおよび構成ガイドのヒントとトラブルシューティングに掲載されています。
Oracle Smart View for Office 11.1.2.5.900のガイドはすべてOracle Help Centerのライブラリで入手できます。
https://docs.oracle.com/en/applications/enterprise-performance-management/index.html
EPM CloudおよびEPM System製品ドキュメントへのアクセス
最新のOracle Enterprise Performance Management CloudおよびOracle Enterprise Performance Management System製品ガイドをOracle Help Centerで探してください。
EPM Cloud
Oracle Help CenterのEPM Cloudのドキュメントおよびビデオは、「クラウド」アイコン、「アプリケーション」の順にクリックします。アプリケーション・サービス・ページで、「統合業績管理」グループのサービスのリンクをクリックします。
EPM System
EPM System製品ガイドを表示またはダウンロードするには、Oracle Help Centerの「Applications」アイコンをクリックします。Oracle Applicationsページで、「Enterprise Performance Management」を選択し、Enterprise Performance Managementページでリリースを探します。
デプロイメント関連のドキュメントは、Oracle Technology Network(http://www.oracle.com/technetwork/index.html)およびOracle Software Delivery Cloud Webサイト(http://edelivery.oracle.com/EPD/WelcomePage/get_form)でも探すことができます。
PDFからのコード・スニペットのコピーと貼付け
PDFファイルからコード・スニペットを切り取って貼り付ける際、貼付け操作時に一部の文字が失われる場合があり、これによりコード・スニペットが無効になります。
回避策: HTMLバージョンのドキュメントから切り取って貼り付けます。
EPM Cloudの「Smart Viewアド・ホック動作」オプション
28982908、29264276 -- 適用先: Planning、Oracle Financial Consolidation and Close CloudおよびOracle Tax Reporting Cloud。
アプリケーションの「Smart Viewアド・ホック動作」オプション設定は、ユーザーが開いて操作できる保存済アド・ホック・グリッドに影響します。
管理者が「Smart Viewアド・ホック動作」オプション設定を「ネイティブ」と「標準」の間で切り替えると、どちらかのモードで構築して保存されたアド・ホック・グリッドをもう1つのモードで使用することはできません。
例:
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「Smart Viewアド・ホック動作」オプションが「標準」に設定されている場合、ユーザーは、サービスが「標準」に設定されていたときに作成された保存済のアド・ホック・グリッドのみを開いて操作できます。サービスが「ネイティブ」モードに設定されていたときに作成されたグリッドを開くと、エラーになります。
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「Smart Viewアド・ホック動作」オプションが「ネイティブ」に設定されている場合、ユーザーは、サービスが「ネイティブ」に設定されていたときに作成された保存済のアド・ホック・グリッドのみを開いて操作できます。サービスが「標準」モードに設定されていたときに作成されたグリッドを開くと、エラーになります。
管理者: サービスのアプリケーション構成オプション・ページで、「Smart Viewアド・ホック動作」オプションを設定してください。詳細は、サービスの管理ドキュメントを参照してください。
プランニング管理拡張機能でのメンバー編集に対するOfficeのオートコレクトの影響
23206737 -- プランニング管理拡張機能でメンバーのプロパティ、メンバー名、メンバーの説明、別名、またはテキスト・データ型のメンバー式を編集する際、名前の先頭2文字を大文字(DGreen
など)にして、Excelのオートコレクトで先頭1文字を大文字(Dgreen
など)に変更されないようにするには、次のオプションを設定します。
Excelで、「Excel のオプション」ダイアログ・ボックスにアクセスし、「文章校正」、「オートコレクト オプション」の順に選択し、「2 文字目を小文字にする [THe ... → The ...]」チェック・ボックスの選択を解除します。
Smart Viewと保護されたワークシート
28999589 -- リフレッシュやアド・ホックなどのOracle Smart View for Officeの操作は、保護されたシートでサポートされていません。
Windows 10におけるMicrosoft KB4507460アップデートの問題
Windows 10のMicrosoftアップデートKB4507460をインストールした後、Oracle Smart View for OfficeでWebベースのダイアログからOracle Hyperion Financial Reportingレポートなどのレポートを開こうとすると、Excelが終了します。
これは、32ビットおよび64ビットの両方のバージョンのSmart Viewで、Microsoft Internet Explorerの拡張保護モードが有効になっている場合に発生する可能性があります。
この問題を回避するには、次のいずれかの方法でスクリプトのデバッグを有効にします。
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次の手順により、Internet Explorerの「インターネット オプション」ダイアログにある「詳細設定」タブで、スクリプトのデバッグ・オプションを有効にします。
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Internet Explorerで、「ツール」、「インターネット オプション」の順に移動し、「詳細設定」タブをクリックします。
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「ブラウズ」グループで、次のオプションを選択します。
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スクリプトのデバッグを使用しない (Internet Explorer)
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スクリプトのデバッグを使用しない (その他)
-
-
「適用」をクリックし、「OK」をクリックします。
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Internet Explorerを再起動します。
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-
次で説明している「スクリプトのデバッグを有効にする」ポリシーを有効にします。
https://gpsearch.azurewebsites.net/Default.aspx?PolicyID=410
Oracle Smart View for Office Readme
F20640-02
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原本著者: EPM情報開発チーム
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