CDR統計の表示

CDR機能には、競合解決の結果を表示するために次の方法が用意されています。

CDR統計の表示に使用できる様々な手法を次に示します。

レポート・ファイル

Replicatは、CDR統計をレポート・ファイルに書き込みます。
Total CDR conflicts        7
    CDR resolutions succeeded       6
    CDR resolutions failed          1
    CDR INSERTROWEXISTS conflicts   1
    CDR UPDATEROWEXISTS conflicts   4
    CDR UPDATEROWMISSING conflicts
    CDR DELETEROWEXISTS conflicts      1
    CDR DELETEROWMISSING conflicts     1

コマンドライン

CDR統計は、STATS REPLICATコマンドをREPORTCDRオプションとともに使用して、コマンドラインから表示できます。

STATS REPLICAT group, REPORTCDR

列変換関数

次のCDR統計を取得し、必要に応じて、例外表にマップしたり、列変換関数からの入力を受け付ける他のOracle GoldenGateパラメータで使用できます。
  • Replicatで検出した競合の数

  • Replicatで解決した解決の数

  • Replicatで解決できなかった解決の数

これらの統計を取得するには、STATSまたはDELTASTATS情報タイプを指定して@GETENV列変換関数を使用します。結果は、現在のReplicatセッションに基づいています。Replicatが停止して再起動すると、統計はリセットされます。

特定の表またはワイルドカードで指定された表のセットについて統計が返されます。
@GETENV ('STATS','TABLE','SCHEMA.TABLNAME','CDR_CONFLICTS')
@GETENV ('STATS','TABLE','SCHEMA.TABLNAME','CDR_RESOLUTIONS_SUCCEEDED')
@GETENV ('STATS','TABLE','SCHEMA.TABLNAME','CDR_RESOLUTIONS_FAILED')
Replicatパラメータ・ファイルのすべてのMAP文のすべての表について統計が返されます。
@GETENV ('STATS','CDR_CONFLICTS')
@GETENV ('STATS','CDR_RESOLUTIONS_SUCCEEDED')
@GETENV ('STATS','CDR_RESOLUTIONS_FAILED')

前述の例の'STATS'情報タイプを'DELTASTATS'に置き換えると、前回の'DELTASTATS'の実行以降の数が返されます。@GETENVの詳細は、「@GETENV」を参照してください