プラガブル・データベースへの適用
Replicatは、1つのプラガブル・データベースのみに接続して適用できます。正しいものを指定するには、USERID
またはUSERIDALIAS
パラメータで指定するデータベース・ユーザーにSQL*Net接続文字列を使用します。たとえば、GGADMIN@FINANCE
です。パラメータ・ファイルで、MAP
文のTARGET
の部分に、schema.object
のみを指定します。MAP
の部分で、3つの部分からなる名前の複数のプラガブル・データベースからキャプチャされるソース・オブジェクトを識別するか、2つの部分からなる名前のSOURCECATALOG
パラメータを使用します。次に、この構成の例を示します。
SOURCECATALOG pdb1 MAP schema_1.tab, TARGET 1; MAP schema_1.seq, TARGET 1; SOURCECATALOG pdb2 MAP schema_2.tab, TARGET 2; MAP schema_2.seq, TARGET 2;
次に、SOURCECATALOG
を使用せずにソース・プラガブル・データベースを識別する例を示します。この場合、ソース・オブジェクトは3つの部分からなる名前で指定されます。
MAP pdb1.schema_1.tab, TARGET 1; MAP pdb1.schema_1.seq, TARGET 1;
複数のソース・プラガブル・データベースから複数のターゲット・プラガブル・データベースへのレプリケーションを構成するには、パラレルExtractおよびReplicatストリームを構成し、それぞれ1つのプラガブル・データベースのデータを処理できます。または、複数のソース・プラガブル・データベースから1つのExtractキャプチャを構成できます(複数のReplicatグループによって読み取られる1つの証跡を書き込み、それぞれ異なるターゲット・プラガブル・データベースに適用します)。さらに別の方法として、複数の証跡への1つのExtract書込みを使用する方法があり、各証跡は、特定のターゲット・プラガブル・データベースに割り当てられたReplicatによって読み取られます。