ハートビート表の追加
ハートビート表は、データ・レプリケーション・サイクル全体のラグをモニターするために使用されます。自動ハートビートは、ハートビート・シード表およびハートビート表のレコードを更新し、ハートビート履歴レコードを構築することにより、各ソース・データベースからレプリケーション・ストリームに送信されます。
レプリケーション・ストリーム内の各プロセスでは、ハートビート・レコードがトラッキング情報で更新され、その後、ターゲット・データベースのハートビート表で更新されます。これらのハートビート・レコードは、ターゲット・データベースでハートビート表に挿入されるか、更新されます。
ノート:
ハートビート表の作成はオプションですが、推奨されます。ハートビート表を追加するには、「DB接続」ページから各ソースおよびターゲット・データベースに接続し、「ハートビート」メニューを選択してから、次のステップを実行します。
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ハートビート表を追加するには、横にあるプラス(+)記号をクリックします。
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デフォルト設定を受け入れるか、使用可能な値を必要に応じて変更します。
ノート:
「ターゲットのみ」のオプションを持つデータベースでは、ソース・データベースに関連付けられた不要なジョブが作成されないように、そのデータベースをレプリケーション・ストリームのターゲット・データベースとしてのみ使用する場合、このオプションを選択します。 -
「発行」をクリックします。
コマンドラインからこのタスクを実行し、データベース固有の重要な制限を確認するには、『Oracle GoldenGateコマンド・ライン・インタフェース・リファレンス』のADD HEARTBEATTABLE
を参照してください。
次のステップでは、ハートビート表を設定するコマンドについて説明します。
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コマンドラインから管理クライアントを起動します。
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管理クライアントからデプロイメントに接続します。
CONNECT https://remotehost:srvmgrport DEPLOYMENT deployment_name AS deployment_user PASSWORD deployment_password
次に例を示します。CONNECT https://remotehost:16000 DEPLOYMENT ggdep_postgres AS ggadmin PASSWORD P@ssWord
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DBLOGIN USERIDALIAS
コマンドを使用して、ソース・データベースおよびターゲット・データベースに接続します。次の例は、資格証明別名ggeast
を持つソース・データベースへの接続を示しています。(https://remotehost:16000 ggdep_postgres)> DBLOGIN USERIDALIAS ggeast
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ハートビート表を追加します。
(https://remotehost:16000 ggdep_postgres)> ADD HEARTBEATTABLE
オプションで、一方向レプリケーションにのみ使用されるターゲット専用データベースの場合、ハートビート・レコード更新関数が作成されないTARGETONLY
オプションを含めることができます。
コマンド・オプションの詳細は、「ADD HEARTBEATTABLE」
を参照してください。