DDL文の長さ

Oracle GoldenGateでは、文字数ではなく、バイト数でDDL文の長さが計測されます。サポートされる長さは、約4MBです。これには、影響を受けるオブジェクトの名前とそのDDLタイプやその他の特性に応じてサイズが異なる内部的なオーバーヘッドが含まれます。DDLがサポートされているサイズより長い場合は、Extractにより警告が発行され、DDL操作が無視されます。

ExtractがDDLトリガーによってDDLをキャプチャしている場合、無視されたDDLはマーカー表に保存されます。無視されたOracle DDL文とその他のOracle DDL文は、DDL操作をOracleのUSER_DUMP_DESTディレクトリのテキスト・ファイルに保存するddl_ddl2file.sqlスクリプトを使用してキャプチャできます。スクリプトから、次の入力を求められます。

  • Oracle GoldenGate DDLオブジェクトを含むスキーマの名前。これは、GLOBALSファイルに指定されています。

  • Oracle GoldenGateマーカー順序番号。これは、Extractパラメータ・ファイルでDDLOPTIONSREPORTオプションが使用されている場合にExtractレポート・ファイルに記録されます。

  • 出力ファイルの名前。