TNS_ADMINの設定

TNS_ADMIN環境変数には、TNSファイルへのパスが含まれています。

環境変数TNS_ADMINを設定することをお薦めします(必須ではありません)。この環境変数が設定されていない場合、Oracle GoldenGateは$HOME/.tnsnames.oraまたは/etc/tnsnames.oraを検索します。さらに、管理クライアントまたはGGSCIを起動する前に環境変数を設定する必要があります。それ以外の場合、この変数は検出されません。

TNS_ADMINを使用しない場合、TNS別名で(DESCRIPTION=(ADDRESS=( ...))などの接続修飾子を使用できます。

データベース接続の構成には、EZconnect構文の使用をお薦めします。EZConnect構文を使用するには、ユーザー名、パスワード、ホスト名、ポート番号およびサービス名の接続情報が必要です。

「ユーザーID」フィールドで指定する必要がある構文: username@hostname:port/service_name

EZConnectでユーザーIDを設定する例を次に示します: c##ggadmin@dc.example.com:1521/dc1.example.com