サイト優先度のCDR

ノート:

SITE PRIORITYの解決は、すべてのCOLUMN GROUPの解決設定よりも優先されます。

ノート:

ReplicatパラメータのSITE PRIORITYが、パラメータ・ファイル内の適切なマップ文の前に配置されていない場合は機能しません。このパラメータは、適切なマップ文の前に配置する必要があります。

優先度による解決は、競合解決のソースとターゲットの間でReplicatパラメータ・ファイルに指定されています。

SITE PRIORITYは、Replicatパラメータ・ファイルでデータベースまたはPDBに対して有効にします。このファイルで、表に対するSITE PRIORITYの解決をオンにするために、パラメータACDR SITE_PRIORITY {source_db_name}{OVERWRITE | IGNORE }を指定します。

OVERWRITEオプションを指定すると、ソース表が優先され、競合はOVERWRITEによって解決されます。それとは逆に、IGNOREオプションを指定すると、ターゲット表が優先され、競合時にはソース表の変更が無視されます。

SITE PRIORITYの解決を無効にするには、DBMS_GOLDENGATE_ADMパッケージのADD_AUTO_CDR()プロシージャ、およびALTER_AUTO_CDR()のフィールドADDITIONAL_OPTIONSIGNORE_SITE_PRIORITYを設定します。

Replicatのソースとターゲットの関係は様々な設定が可能なため、収束はユーザーの設定に依存します。