2.12 ADD TRACETABLE
ADD TRACETABLEでは、Oracle Databaseにトレース表を作成します。トレース表は、USERIDまたはUSERIDALIASパラメータで構成したOracle GoldenGate Extractユーザーのスキーマにある必要があります。トレース表により、双方向同期構成でReplicatトランザクションがもう一度抽出されることを防止できます。
このコマンドを使用する前に、DBLOGINコマンドを使用してデータベース接続を確立してください。
表2-1トレース表の説明
| 名前 | NULLかどうか | タイプ | 説明 |
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Replicatグループまたは特別実行プロセスの名前。 |
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Replicatグループまたは特別実行プロセスのユーザーID。 |
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トランザクションのタイムスタンプ。 |
構文
ADD TRACETABLE [[container.]owner.table]
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container -
データベースがマルチテナント・コンテナ・データベース(CDB)の場合、プラガブル・データベース。
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owner.table -
(オプション)トレース表にデフォルトの
GGS_TRACEと異なる名前を指定する場合にのみ使用します。所有者は、Extractパラメータ・ファイルのUSERIDまたはUSERIDALIASUSERIDパラメータで指定した所有者と同一である必要があります。デフォルト名を使用するには、この引数を省略します。可能なときは常にデフォルトの表名を使用してください。デフォルトの
GGS_TRACE以外のトレース表名を指定する場合は、ExtractおよびReplicatパラメータ・ファイルのTRACETABLEパラメータを使用して指定します。この名前は、パラメータ・ファイルでの使用および統計の表示や表の削除に必要になるため記録しておきます(「TRACETABLE | NOTRACETABLE」を参照)。
親トピック: 共通コマンドライン・インタフェースのコマンド