4.19 SET NAMECCSID
SET NAMECCSIDを使用すると、DB2 for iデータベースの表に対してコマンドを発行する必要がある場合にGGSCIセッションのCCSID (コード化文字セット識別子)を設定できます。このコマンドは、SQLカタログ表に格納されているオブジェクト名のCCSIDが、システムのCCSIDと異なる場合に必要です。SQLカタログ表はシステムのCCSIDを使用して作成されますが、実際のデータベース・オブジェクト名は別のCCSIDによって示される場合があります。問合せでは、この違いはカタログから示されないため、正しいCCSID値を指定するNAMECCSIDがない場合、Oracle GoldenGateで名前が誤って取得される可能性があります。
GLOBALS、Extract、ReplicatまたはDEFGENのCCSIDを設定するには、NAMECCSIDパラメータを使用します。
DBLOGINコマンドが以前発行されている場合、このコマンドはGGSCIセッションに影響するため、SET NAMECCSIDは有効ではありません。DBLOGINコマンドの後にSET NAMECCSIDを発行するには、GGSCIを再起動します。
現在のCCSIDを表示するには、SHOWコマンドを使用します。CCSIDがGGSCIセッションまたはパラメータNAMECCSIDを介して設定されていない場合、SHOW値がDEFAULTになります。
構文
SET NAMECCSID {CCSID | DEFAULT}
例
SET NAMECCSID 1141
親トピック: GGSCIコマンドライン・インタフェースのコマンド