2.93 UNREGISTER EXTRACT
OracleおよびPostgreSQLに有効です。
UNREGISTER EXTRACTコマンドでは、ExtractグループをOracleデータベースから登録解除します。UNREGISTER EXTRACTはプライマリExtractグループにのみ有効です。データ・ポンプExtractには、これを使用しないでください。
Extractグループをデータベースに登録するには、REGISTER EXTRACTコマンドを使用します。
Extractをクラシック・キャプチャ・モードから統合キャプチャ・モードにアップグレードするには、ALTER EXTRACTコマンドを使用します。
PostgreSQLの場合、PostgreSQLの接続されたデータベースからレプリケーション・スロットが削除されます。このコマンドを実行すると、PostgreSQLデータベースによって既存のトランザクション・ログが上書きされることや、ログがアーカイブされることがあります。Extractを削除した後は、このコマンドを実行する必要があります。
構文
UNREGISTER EXTRACT group_name
{DATABASE | LOGRETENTION}-
group_name -
データベースから登録解除するExtractグループの名前。ワイルドカードは使用しないでください。このグループは、現在データベースに登録されている必要があります。
-
DATABASE -
(Oracleのみ) Extractグループに対して統合キャプチャ・モードを無効にします。
(Oracleのみ)このコマンドでは、Extractグループと同じ名前のデータベース取得(マイニング)サーバーを削除します。Extractキャプチャ・モードのサポートおよび構成に関する詳細を参照してください。
UNREGISTER EXTRACTをDATABASEとともに使用する前に、次を実行します。-
STOP EXTRACTコマンドを使用して、Extractを停止します。 -
dbms_goldengate_auth.grant_admin_privilegeプロシージャで付与された権限で、DBLOGINまたはMININGDBLOGINコマンドを使用して、マイニング・データベースにログインします。ローカル・キャプチャの場合は、DBLOGINが必要です。ダウンストリーム・キャプチャの場合は、DBLOGINおよびMININGDBLOGINの両方が必要です。 -
DELETE EXTRACTを使用して、Extractグループを削除します。
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-
LOGRETENTION -
Oracleのみに有効です。
指定したExtractグループのログ保持を無効にし、基盤のOracle Streams取得プロセスを削除します。このExtractグループで変更を取得しない場合のみ、
UNREGISTER EXTRACTをLOGRETENTIONとともに使用します。ログ保持機能は、TRANLOGOPTIONSパラメータのLOGRETENTIONオプションで制御されます。UNREGISTER EXTRACTをLOGRETENTIONとともに使用する前に、STOP EXTRACTコマンドを使用してExtractを停止します。次に、dbms_goldengate_auth.grant_admin_privilegeプロシージャで付与した権限を使用してDBLOGINコマンドを発行します。
親トピック: 共通コマンドライン・インタフェースのコマンド