コマンドの自動化

Oracle GoldenGateは、スクリプトまたはジョブを介したコマンドの発行をサポートしています。この項では、UNIXベースまたはLinuxベースのプラットフォームおよびIBMiプラットフォームでのこれらのオプションについて説明します。

UNIXシステムまたはLinuxシステム、あるいはUNIXまたはLinuxアプリケーションをサポートするランタイム環境では、GGSCIを実行して入力ファイルを呼び出すことで、起動スクリプト、停止スクリプト、フェイルオーバー・スクリプトなどのスクリプトからOracle GoldenGateコマンドを発行できます。スクリプト・ファイルは、オペレーティング・システムの文字セットでエンコードされている必要があります。オペレーティング・システムの文字セットがサポートしていない文字には、Unicode表記法を使用できます。スクリプトを作成する前に、「コマンド・インタフェースのグローバリゼーション・サポート」を参照してください。

スクリプトを入力する手順

オペレーティング・システムのコマンドラインから次の構文を使用します。

ggsci < input_file

説明:

  • 山カッコ(<)文字によりファイルがGGSCIプログラムに渡されます。

  • input_fileは、発行するコマンドが発行順に含まれた、OBEYファイルと呼ばれるテキスト・ファイルです。

ノート:

バッチ・ファイルからManagerプロセスを停止するには、必ずSTOP MANAGERコマンドの最後に!引数を追加してください。そうしないと、GGSCIによってレスポンスを要求するプロンプトが発行され、プロセスがループに陥ります。