並列Replicatの作成
グラフィカル・ユーザー・インタフェースまたはコマンドライン・インタフェース(GGSCIおよびAdminClient)を使用して、パラレル・レプリケーションを作成できます。
並列Replicatにはチェックポイント表が必要なため、並列Replicatにチェックポイント表が含まれない場合は、管理サービスUIと管理クライアントの両方がエラーを発行します。
ノート:
パラレル・レプリケーションでは、統合モードでのCOMMIT_SERIALIZATION
はサポートされません。この適用プロセスを使用するには、統合Replicatを使用してください。
管理サービスを使用した非統合並列Replicatの作成
-
ブラウザを開いて、Configuration Assistantで作成したサービス・マネージャに接続します。
https://server_name:service_manger_port/
たとえば、https://localhost:9000/に接続します。非セキュアな環境ではhttpsのかわりにhttpを使用します。
Oracle GoldenGateサービス・マネージャが表示されます。
-
作成したユーザー名とパスワードを入力して、「サインイン」をクリックします。
サービス・マネージャに実行中のサーバーが表示されます。
-
「サービス」セクションで「管理サービス」をクリックしてログインします。
-
ページ・タイトルの左側の「アプリケーション・ナビゲーション」アイコンをクリックし、ナビゲーション・パネルを開きます。
-
右側のナビゲーション・パネルで「構成」をクリックしてチェックポイント表を作成します。
-
有効な資格証明があることを確認してから、「Action」の下の「log in database」アイコンをクリックしてデータベースにログインします。
-
+記号をクリックして、チェックポイント表を追加します。
-
作成するチェックポイント表の
schema.name
を入力し、「発行」をクリックします。 -
「log out database」アイコンを使用して資格証明別名でログアウトし、表が正しく作成されたことを確認してから、再びログインします。
ログインが完了すると、新しいチェックポイント表がリストされます。
-
「概要」をクリックすると、Administration Serviceのメイン・ページに戻ります。
-
「Replicat」の横の+記号をクリックします。
-
「パラレルReplicat」を選択し、「統合」または「非統合Replicat」を選択して、次にクリック 「次」を選択します。このドキュメントでは、「非統合」オプションが選択されています。
-
必要な情報を入力します。「資格証明ドメイン」フィールドと「資格証明別名」フィールドに入力したことを確認してから、「チェックポイント表」フィールドに入力します。その後で、新たに作成したチェックポイント表をリストから選択します。
-
「次」をクリックしてから、「作成および実行」をクリックしてReplicatの作成を完了します。
管理クライアントを使用した非統合並列Replicatの作成
-
Oracle GoldenGateインストール・ディレクトリの
bin
ディレクトリに移動します。cd $OGG_HOME/bin
-
管理クライアントを起動します。
./adminclient
管理クライアントのコマンド・プロンプトが表示されます。
OGG (not connected) 12>
-
サービス・マネージャのデプロイメント・ソースに接続します。
connect http://localhost:9500 deployment Target1 as oggadmin password welcome1
接続文字列にhttpまたはhttpsを使用する必要があります。この例は非SSL接続です。
-
並列Replicatを追加します。完了まで数分かかる場合があります。
add replicat R1, parallel, exttrail bb checkpointtable ggadmin.ggcheckpoint
ADD REPLICAT
の一部としてわずか2文字の証跡名を使用することも、/u01/oggdeployments/target1/var/lib/data/bb
のようなフル・パスを使用することもできます。 -
Replicatが実行されていることを確認します。
info replicat R1
次のようなメッセージが表示されます。
REPLICAT R1 Initialized 2016-12-20 13:56 Status RUNNING Parallel Checkpoint Lag 00:00:00 (updated 00:00:22 ago) Process ID 30007 Log Read Checkpoint File ./ra000000000First Record RBA 0