PostgreSQLクラウド・データベースのデータベース設定

次の手順を使用して、Azure Database for PostgreSQL、Amazon Aurora PostgreSQL、Amazon RDS for PostgreSQLおよびGoogle Cloud SQL for PostgreSQLのデータベース設定を管理します。

Azure Database for PostgreSQL

Azure Database for PostgreSQLに対してOracle GoldenGate for PostgreSQLキャプチャを構成する場合、論理デコードを有効にしてLOGICALに設定する必要があります。

手順は、Microsoftのドキュメントを参照してください。

Azure Database for PostgreSQLのその他のデータベース設定は、データベース・インスタンスの「Server parameters」セクションを使用して管理できます。

Azure Database for PostgreSQLインスタンスへの接続では、Azureのデフォルトの「接続のセキュリティ」設定でSSL接続が必要です。この要件に従うには、Oracle GoldenGateとのSSL接続をサポートするための追加ステップが必要です。詳細は、PostgreSQLのSSLサポートの構成に記載されている内容に従ってください。

Amazon Aurora PostgreSQLおよびAmazon RDS for PostgreSQL

Amazon Aurora PostgreSQLおよびPostgreSQLのAmazon RDSの場合、データベース設定はパラメータ・グループ内で変更されます。新しいパラメータ・グループ内のデータベース設定を編集し、データベース・インスタンスに割り当てる方法の詳細は、Amazon AWSのドキュメントを参照してください。

https://docs.aws.amazon.com/AmazonRDS/latest/UserGuide/USER_WorkingWithParamGroups.html
  • 前にリストしたデータベース構成設定について、インスタンスに割り当てられたパラメータ・グループでこれらの設定を検証し、正しいことを確認します。

  • Amazonデータベース・サービスのwal_level設定はrds.logical_replicationというパラメータで構成され、そのデフォルトは0で、データベースがOracle GoldenGateキャプチャのソース・データベースとして使用される場合は1に設定する必要があります。

制限事項:

Amazon Aurora PostgreSQLバージョン12.17で、大文字のSHOWコマンドを実行すると、次のエラーが報告されます:

"ERROR: must be superuser or replication role to run this operation."

このエラーを回避するには、小文字のSHOWコマンドを使用する必要があります。

Google Cloud SQL for PostgreSQL

Google Cloud SQL for PostgreSQLデータベース用にOracle GoldenGate for PostgreSQL Extractを構成する場合は、論理デコードを設定する必要があり、そのためにはcloudsql.logical_decoding変数をONに設定します。このデータベース・フラグを有効にする方法の手順は、Googleによって示されています。詳細は、https://cloud.google.com/sql/docs/postgres/flags#postgres-lを参照してください。