使用するReplicat方法の決定

Replicatプロセスは、レプリケートされたデータをOracleターゲット・データベースに適用します。

Oracleターゲット・データベースの場合、非統合モードまたは統合モードのいずれかでReplicatをパラレルに実行できます。特定の機能で別のタイプのReplicatが必要な場合を除き、Oracleでは並列Replicatを使用することをお薦めします。

次の表に、それぞれのReplicatでサポートされる機能を示します。

機能 並列Replicat Integrated Replicat Coordinated Replicat Classic Replicat

バッチ処理

あり

あり

あり

あり

バリア・トランザクション

あり

あり

あり

なし

依存関係の計算

あり

あり

なし

なし

自動並列化

ノート:

デフォルトでは、自動並列化は無効になっています。デフォルト設定では、4つのスレッドのみが使用されます。MIN_PARALLELISMおよびMAX_PARALLELISMを使用するようにReplicatを変更すると、自動並列化が使用されます。

あり

あり

なし

なし

DMLハンドラ

あり。統合モード

あり

なし

なし

プロシージャ・レプリケーション

あり。統合パラレルReplicat (iPR)に使用されます

あり

なし

なし

自動CDR

あり。iPRによってのみ使用されます

あり

なし

なし

依存関係を認識したトランザクション分割

あり

なし

なし

なし

RACノード間の処理

あり

なし

あり

なし

ALLOWDUPTARGETMAP

ALLOWDUPTARGETMAP | NOALLOWDUPTARGETMAPを参照してください。

なし。iPRを備えたOracle Database

なし。Oracle Database

あり

あり