フェイルオーバーの準備
プライマリ・システムとライブ・スタンバイ・システムは、計画済のスイッチオーバーまたは計画外のソース障害の発生時にユーザーが即座にアクセスできるように準備しておく必要があります。高可用性計画の次の構成要素を、各システムですぐに使用できるように準備してください。
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挿入、更新および削除権限を付与するスクリプト。
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(オプション)ライブ・スタンバイ・システムでトリガーおよびカスケード削除制約を有効化するスクリプト。(これらは、使用中のデータベース・タイプに対応するOracle GoldenGateのインストレーションおよび構成のドキュメントに記載された設定手順で無効になっている可能性があります。)
ノート:
ライブ・スタンバイ・システムでトリガーおよびカスケード削除制約を有効化するスクリプトは、Oracleでは必要ありません。DEFERREFCONST
およびSUPRESSTRIGGERS
パラメータ設定によって制御されます。 -
アプリケーション・サーバーをスイッチオーバーし、アプリケーションを起動して、レプリケーション環境に含まれない必須ファイルをコピーするスクリプト。
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ソース・システムに障害が発生した場合にユーザーをライブ・スタンバイに移動するためのフェイルオーバー手順。