ADG構成でのロール変更の処理
スタンバイ・データベースに関するロール変更では、Extractで使用されている接続を含む、プライマリ・データベースおよびスタンバイ・データベースのすべてのセッションが最初に切断されます。これにより、両方のデータベースが停止し、元のプライマリがスタンバイ・データベースとしてマウントされ、元のスタンバイがプライマリ・データベースとして開かれます。
ロール変更の手順は、クラシックExtractの初期デプロイメント、および必要なデプロイメント関係(データベースまたはロール)によって決定されます。次の表は、4つの可能なロール変更を示しており、prisysおよびstansysの2つのデータベースで構成されるADG構成を前提としています。prisysシステムにはプライマリ・データベース、stansysシステムにはスタンバイ・データベースが含まれ、prisysでは2つのREDOスレッドがアクティブで、stansysでは4つのREDOスレッドがアクティブです。
| 初期デプロイメント・プライマリ(prisys) | 初期デプロイメントADG (stansys) |
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元のデプロイメント: |
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ext1.prm DBLOGIN USERID userid@prisys, PASSWORD password |
ext1.prm DBLOGIN USERID userid@stansys, PASSWORD password TRANLOGOPTIONS MINEFROMACTIVEDG |
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データベース関連: |
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ロール・トランジション後: クラシックExtractからADG
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ロール・トランジション後: ADGからクラシックExtract
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ロール関連: |
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ロール・トランジション後: クラシックExtractからクラシックExtract
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ロール・トランジション後: ADGからADG
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