Oracle順序のサポートのインストール
Oracle順序をサポートするには、いくつかのデータベース・プロシージャをインストールする必要があります。
Oracle順序オブジェクトのインストール手順
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SQL*Plusで、
SYSDBA
としてソースおよびターゲットのOracleシステムに接続します。 -
Oracle GoldenGate DDLレプリケーション機能をサポートするデータベース・ユーザーがすでに割り当てられている場合は、このステップをスキップできます。そうでない場合は、両方のシステムのSQL*Plusで、DDLユーザーでもあるデータベース・ユーザーを作成します。
CREATE USER
DDLuser
IDENTIFIED BYpassword
; GRANT CONNECT, RESOURCE, DBA TODDLuser
; -
各システムのOracle GoldenGateインストール・ディレクトリからGGSCIを実行します。
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GGSCIで、次のコマンドを各システムで発行します。
EDIT PARAMS ./GLOBALS
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各
GLOBALS
ファイルにGGSCHEMA
パラメータを入力し、この手順の前の部分で作成したDDLユーザーのスキーマを指定します。GGSCHEMA
schema
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ファイルを保存し、閉じます。
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ソース・システムのSQL*Plusで、次の文を発行します。
ALTER TABLE sys.seq$ ADD SUPPLEMENTAL LOG DATA (PRIMARY KEY) COLUMNS;
マルチテナント・データベースから順序をキャプチャする方法
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順序のキャプチャ元となる各PDBにOracle GoldenGateユーザーを作成します。
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ユーザーをGLOBALSパラメータ・ファイルに追加します。各PDBに同じユーザーを使用する方が簡単です。そうしない場合、ステップ3を実行するたびにGLOBALSファイルを変更する必要があります。
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Admin ClientまたはGGSCIにログインします。
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DBLOGIN
を使用して、ソースのルート・コンテナに接続します。 -
各PDBに対して
FLUSH SEQUENCE
コマンドを発行します。
これらのデータベース・アカウントを保持しない場合は、ユーザーを削除するか、アカウントを非アクティブ化できます。
プロセス全体の例を次に示します。
Environment information
OGG 19.1 Oracle 12c to Oracle 12c Replication, Integrated
Extract, Parallel Replicat
Source: CDB GOLD, PDB CERTMISSN
Target: CDB PLAT, PDB CERTDSQ
Source Oracle GoldenGate Configuration
Container User: C##GGADMIN
PDB User for Sequences: GGATE
プロンプトが表示されたら、GGATE
を入力します
GLOBALS
GGSCHEMA GGATE
Flush Sequence
GGSCI> DBLOGIN USERIDALIAS GGADMIN DOMAIN GOLD_QC_CDB$ROOT
GGSCI> FLUSH SEQUENCE CERTMISSN.SRCSCHEMA1.
Target OGG Configuration
PDB User: GGATE
Run @sequence
sqlplus / as sysdba
SQL> alter session set container=CERTDSQ;
SQL> @sequence
プロンプトが表示されたら、GGATE
を入力します
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移行の場合は、スイッチオーバー中にターゲット上の順序を再構築するか、スイッチオーバーの直前に値を大きくする必要があります。
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順序を独自のReplicatに配置してください。