ラージ・オブジェクト

  • BINARY

  • IMAGE

  • TEXT

  • UNITEXT

  • VARBINARY

サポートの制限事項

  • TEXTUNITEXTおよびIMAGEは、最大2 GBの長さまでサポートされます。

  • 他のデータベースからレプリケートされるラージ・オブジェクト(Oracle BLOBおよびCLOBなど)は、SybaseのCHAR列、VARCHAR列、BINARY列およびVARBINARY列にマップできます。レプリケートされたラージ・オブジェクトがターゲット列のサイズより大きい場合にReplicatの異常終了を回避するため、Replicatパラメータ・ファイルでDBOPTIONSパラメータをALLOWLOBDATATRUNCATEオプションとともに使用します。詳細は、『Oracle GoldenGate for Windows and UNIXリファレンス』を参照してください。

  • 空のLOB列が許可されているソース・データベースから、Sybaseのターゲットにデータを移動する場合は、Replicatパラメータ・ファイルでDBOPTIONSパラメータをEMPTYLOBSTRINGオプションとともに使用します。このパラメータは文字列値を受け入れ、Replicatによってターゲット列がNULL (Sybaseで許可されていない値)に設定されないようにします。詳細は、『Oracle GoldenGate for Windows and UNIXリファレンス』を参照してください。

  • ソース表に同一の行が複数含まれていると、ターゲット表内でLOBの不整合が生じる可能性があります。これは、ソース表に主キーまたは他の一意の行識別子がない場合に発生します。これらの列はReplicatによってターゲットに挿入されますが、以降のソース操作でLOBデータが更新された場合、ターゲットに挿入された最初の行にのみレプリケートされます。

  • 行内LOB列に対してNOT NULL制約を使用しないでください。NOT NULL制約を使用する必要がある場合は、行外LOB列に対して使用してください。

  • 行内LOBデータを表から直接フェッチする必要がある場合は、FETCHCOLS/FETCHMODCOLSを使用する必要があります。

  • Oracle GoldenGate for Sybase 15.7では、行内LOB列のレプリケーションはサポートされていません(ただし、Replicatデータベース内の行内LOB列へのデータのプッシュは引き続き可能です)。つまり、レプリケーションに含める表には、行内LOB列を使用できません。レプリケーション表に行内LOB列が含まれている場合、Oracle GoldenGateは異常終了します。行内LOBのサポートが必要な場合は、追加情報についてOracle Supportにお問い合せください。