Oracle TimesTenソフトウェアのインストール

Oracle TimesTenクライアントは、Oracle GoldenGateをインストールするサーバーにインストールされている必要があります。Oracle GoldenGateがOracle TimesTenデータベース・サーバーにインストールされている場合、必要なコンポーネントはすでに使用可能です。ただし、ハブ・サーバーにOracle GoldenGateをインストールする場合は、Oracle TimesTenクライアントを別途インストールする必要があります。

どちらの場合も、ODBC接続情報を構成する必要があります。

Linuxプラットフォームの場合、サーバー・コンポーネントとクライアント・コンポーネントの両方を提供するTimesTenソフトウェア配布は1つのみです。Oracle TimesTenソフトウェアをダウンロードするには、次の場所にアクセスします。

https://www.oracle.com/database/technologies/timesten-downloads.html

Oracle GoldenGateをOracle TimesTenとともにインストールするには、LD_LIBRARY_PATH変数も設定する必要があります。
  1. TimesTen Scaleout and TimesTen Classic/Cache 18.x for Linux x86 (64-bit)ビルドをダウンロードします。

  2. Oracle TimesTen In-Memory Databaseインストレーション・ガイドに記載されている手順に従って、Oracle TimesTenインストール・ファイルを指定の場所に抽出します。

  3. TimesTenインストールのlibディレクトリを含めるようにLD_LIBARY_PATHシステム変数を設定します。Oracle GoldenGateをインストールして実行するには、このシステム変数が設定されている必要があります。例:

    export LD_LIBRARY_PATH=/installpath/tt18.1.2.2.0/lib:$LD_LIBRARY_PATH