アクティブ/アクティブ構成の概要
Oracle GoldenGateでは、アクティブ/アクティブ型の双方向構成がサポートされます。この構成では、同一のデータセットが含まれる2つのシステムが存在し、アプリケーション・ユーザーはどちらのシステムでもそれらのデータを変更できます。Oracle GoldenGateは、両方のデータセットを最新状態に維持するため、トランザクション・データ変更を一方のデータベースから他方のデータベースにレプリケートします。
双方向構成では、各システムにアクティブなOracle GoldenGateプロセスの完全なセットがあります。Extractプロセスによって一方のシステムで取得されたデータは、他方のシステムに伝播され、ローカルReplicatプロセスによって適用されます。
この構成では、負荷分散がサポートされます。この機能は、ビジネス・アプリケーションが任意の2つのピアで同一である場合に、障害耐久力を確保するために使用できます。
Oracle GoldenGateでは、次のデータベースでアクティブ/アクティブ構成がサポートされます。
-
DB2(z/OSおよびLUW上)およびIBM i
-
MySQL
-
Oracle
-
PostgreSQL
-
SQL Server