オンライン変更同期の概要

オンライン変更同期では、データ変更を継続的に抽出およびレプリケートして、ほぼリアルタイムな状態にターゲット・データベースを維持します。必要なExtractおよびReplicatのプロセスおよび証跡の数は、デプロイするレプリケーション・トポロジと、使用しているプロセス・モードによって異なります。

特定のレプリケーション・トポロジのデプロイの詳細は、次のものを参照してください。

Oracleマルチテナント・コンテナ・データベース間でレプリケートする場合、複数のReplicatプロセスを構成する必要があることがあります。

特定のパフォーマンス・レベルを達成するために、複数のプロセス・グループを構成する必要がある場合があります。たとえば、ラグを特定のしきい値未満に抑えたい場合などです。ラグとは、ソース・アプリケーション内で変更が発生した時点と、それらの変更がターゲット・データベースに適用される時点との間の時間差です。

Oracle GoldenGateは、Oracle GoldenGate Managerインスタンス当たり、最大で5,000の同時ExtractおよびReplicatグループをサポートします。サポートされているレベルで、INFOSTATUSなどのGGSCIコマンドですべてのグループを完全に制御および表示できます。Oracle GoldenGateでは、環境を効果的に管理するために、ExtractおよびReplicatグループの数(合計)をデフォルト・レベルの300以下に保つことが推奨されます。

最高のパフォーマンスを得るためのOracle GoldenGate構成の詳細は、「Oracle GoldenGateのパフォーマンスのチューニング」を参照してください。