算術演算の実行

算術式の結果を戻すには、@COMPUTE関数を使用します。関数から返される値は、文字列形式です。算術式では、次の要素を組み合せることができます。

  • 数値

  • 数字を含む列名

  • 数字を返すファンクション

  • 算術演算子:

    • + (加算)

    • - (減算)

    • * (乗算)

    • / (除算)

    • \ (余り)

  • 比較演算子:

    • > (より大きい)

    • >= (以上)

    • < (より小さい)

    • <= (以下)

    • = (等しい)

    • <> (等しくない)

    比較から導出した結果はゼロ(FALSEを示す)またはゼロ以外(TRUEを示す)になります。

  • カッコ(式の結果をグループ化)

  • 結合演算子ANDOR。Oracle GoldenGateは、結合式の必要部分のみを評価します。文がFALSEになると、式の残りの部分は無視されます。この動作は、紛失またはNULLの可能性があるフィールドを評価するときに役立ちます。たとえば、COL1の値が25で、COL2の値が10の場合は、次のようになります。

    @COMPUTE ( (COL1 > 0) AND (COL2 < 3) ) returns 0.
    @COMPUTE ( (COL1 < 0) AND (COL2 < 3) ) returns 0. COL2 < 3 is never evaluated.
    @COMPUTE ((COL1 + COL2)/5) returns 7.