ターゲット表の準備
ロードを高速に行い、エラーが起こらないようにするための推奨事項は、次のとおりです。
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データ: ターゲット表が空であることを確認します。そうでない場合、行の重複エラーや既存の行とロードされる行との間に競合が発生することがあります。
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制約: 外部キー制約およびチェック制約を無効化します。外部キー制約ではエラーが発生する可能性があり、チェック制約ではロード・プロセスが低速化する可能性があります。制約は、ロードが正常に終了した後に再度有効化できます。
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索引: ターゲット表から索引を削除します。索引は、挿入には必要ありません。索引によって、ロード・プロセスの速度が大幅に低下します。表に挿入される行ごとに、データベースではその表に対するすべての索引が更新されます。ロードの完了後、索引を再度追加できます。
ノート:
1次索引は、DB2 for z/OSのターゲット表にアクセスするすべてのアプリケーションに必要です。1次索引以外の他のすべての索引は、ターゲット表から削除できます。
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キー: Oracle GoldenGateでレプリケート済の増分データ変更とロードの結果とを調整するには、各ターゲット表に主キーまたは一意キーが含まれている必要があります。アプリケーションを通じてキーを作成できない場合、
TABLEパラメータおよびMAP
パラメータのKEYCOLS
オプションを使用して、Oracle GoldenGate用の代替キーとなる列を指定します。キーは、処理対象の行の識別に役立ちます。キーを作成できない場合、ロードのためにソース・データベースを静止する必要があります。