Oracle GoldenGate for MySQLのインストールの前提条件
Oracle GoldenGate 19c for MySQLおよび互換性のあるデータベースでは、GGSCIを実行する前に、Oracle GoldenGateサーバーにOpenSSL 1.0をインストールする必要があります。
LinuxでのOpenSSLのインストール
OpenSSL 1.0は、OEL 7、RHEL7、OEL6およびRHEL6のコア・オペレーティング・システム・パッケージに含まれていますが、OEL8またはRHEL 8には含まれていないため、これらのオペレーティング・システム/バージョンの場合は手動でインストールする必要があります。
必要なOpenSSL 1.0ライブラリ(libssl.so.10
およびlibcrypto.so.10
)をインストールするには、次の手順を使用して、MySQL Connector/ODBCバージョン8.0.17をダウンロードしてインストールします:
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次のリンクをWebブラウザで開きます: https://downloads.mysql.com/archives/c-odbc/
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「製品バージョン」ドロップダウン・メニューからバージョン8.0.17を選択し、「オペレーティング・システム」ドロップダウン・メニューから「Linux-Generic」を選択します。
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x86, 64-bit
バージョンのパッケージの「ダウンロード」リンクをクリックします: Linux - Generic (glibc 2.12) (x86, 64-bit), Compressed TAR Archive -
ファイルを/opt/app/などの任意の場所に保存し、ファイルを解凍します。
tar -xvzf mysql-connector-odbc-8.0.17-linux-glibc2.12-x86-64bit
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Oracle GoldenGateに必要なOpenSSL 1.0ライブラリのパスを
LD_LIBRARY_PATH
システム変数に追加します。OpenSSL 1.0ライブラリは、mysql-connector-odbc-8.0.17-linux-glibc2.12-x86-64bit/lib
フォルダにあります。export LD_LIBRARY_PATH=$LD_LIBRARY_PATH:/opt/app/mysql-connector-odbc-8.0.17-linux-glibc2.12-x86-64bit/lib/
WindowsでのOpenSSLのインストール
Oracle GoldenGate for MySQLのWindowsサーバーにOpenSSL 1.0をインストールする必要があります。必要なOpenSSL 1.0ライブラリ(libcrypto-1_1-x64.dll
およびlibssl-1_1-x64.dll
)をインストールするには、次の手順を使用して、MySQL Connector/ODBCバージョン8.0.33をダウンロードしてインストールします。
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次のリンクをWebブラウザで開きます: https://downloads.mysql.com/archives/c-odbc/
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「製品バージョン」ドロップダウン・メニューからバージョン
8.0.33
を選択し、「オペレーティング・システム」ドロップダウン・メニューから「Microsoft Windows」を選択します。 -
x86, 64-bit
ZIPファイル・バージョンのパッケージWindows (x86, 64-bit), ZIP Archiveの「ダウンロード」リンクをクリックします。 -
ファイルをC:\mysqlなどの任意の場所に保存し、ファイルを解凍します。
tar -xvf mysql-connector-odbc-noinstall-8.0.33-winx64.zip
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Oracle GoldenGateに必要なOpenSSL 1.0ライブラリのパスを
PATH
システム変数に追加します。OpenSSL 1.0ライブラリは、mysql-connector-odbc-noinstall-8.0.33-winx64\lib
フォルダにあります。set PATH=%PATH%;C:\mysql\ mysql-connector-odbc-noinstall-8.0.33-winx64\lib