手順の概要

この手順では、すべてのReplicatプロセスを証跡の同じ位置で停止させることが可能な、STOPアクションを指定したEVENTACTIONSパラメータを使用します。EVENTACTIONSアクションは、ダミー表へのINSERTが含まれるトランザクションによってトリガーされます。INSERTを使用すると、各プロセスがイベント・トランザクションまでを含む、すべての処理を終了して停止します。IGNOREの追加のイベント・アクションは、複数のReplicatプロセスが同じレコードをターゲットに挿入しようとすることを防ぐために、Replicatに対して指定されます。この手順の結果、ダミー表に対するINSERTトランザクションが完了した後に、すべてのプロセスがデータ・ストリームの同じ位置で停止します。

プロセスの停止後に、すべてのTABLE文を1つのプライマリExtractグループに移動します。保持しているExtractグループの証跡を読み取るデータ・ポンプに、同じTABLE文を移動します。保持されているデータ・ポンプに関連付けられたリモート証跡を読み取る新しい調整済Replicatグループに、すべてのMAP文を移動します。すべてのMAP文が1つのパラメータ・ファイルにまとめられたら、それらを編集して、調整済Replicatがサポートされるようにスレッドの指定を追加します。(事前に行っておくことも可能です。)その後、Replicatグループを削除し、同じ名前を使用して調整モードで追加しなおします。